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「翻訳文学試食会」の感想

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ポッドキャスト番組【翻訳文学試食会】の感想まとめです https://open.spotify.com/show/2HHp4JBHtqBf6ziqgKo6Rj
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#神を見た犬

【翻訳文学試食会】#29 ブッツァーティ「神を見た犬」〜見た目は怖いがとんだ良い人だった件 の感想

※これはポッドキャスト番組「翻訳文学試食会」の感想です 今回の本 今回のキーワード イタリアの信仰心が土壌にある 一言でいうと生ぬるい、とらえどころがない 神様はいないけどいる、いるけどいない 見ようとすれば信じようとすれば神はいる=神が持ついかがわしさ、まやかし 「虚像であっても神という存在は必要」と言いたかった? メッセージがあるんだか、ないんだか、意図をくみとっていいのか 孤独の影がないから物足りない? 一見コワモテ、人懐こい良い人、親しみやすい鬼才