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インターネットフレンズと韓国旅行に行った(後編)

昨年5月に参加した「仕事の話をするお茶会」でご縁ができたとけたいさん・ももさんと3人で行った韓国旅行の記録、後編。

1日目・2日目を書いた前編はこちら👇


Day3:早起きベーグルチャレンジから夜更かし会議まで、活動しまくりの1日

この日は行列必至と名高いロンドンベーグルミュージアムで朝食を取りたくて、7:30過ぎに宿を出発。

当初は1号店である安国店に行こうとしていたのだけれど、宿から近い&受付開始時刻が安国店よりも30分遅い=お客さんが並び始めるのもその分遅いのでは?という期待をして、狎鷗亭ロデオ駅の近くにある2号店へ。

この期待が大当たり!開店時刻である8:00直前に到着したらもう10組ほど並んでいたけれど、店頭の端末で受付をしたらすぐ呼ばれ、1回転目で無事入店。
イートインは1時間単位で待つのが基本という口コミを見てビビっていたので、かなりラッキーだった。早起き頑張って良かった…


先に2階のテーブル席を取り、いざベーグルをチョイス!

きれいに並べられたたくさんのベーグルにテンションが爆上がりしてしまい、気が付いたらベーグル4つ+ディップソース1つ+イートインメニューのマッシュルームソースを頼んでいた。

あわよくば日本に持って帰りたいな…と思い一応保冷バッグを持ってきていたとはいえ、流石に買いすぎた。お会計もまあまあな金額になってしまい、確実にこの旅で一番の散財だった…笑

素敵なパン屋さんとか朝食バイキングとか、おいしそうな食べ物がずらっと並んでいる光景を見ると、嬉しくなりすぎて正気を失ってしまう癖、何とかしたい。

店内、ディズニーのレストランみたいな雰囲気もあって可愛かったな


ここでの朝食には、トリュフクリームチーズベーグルとトリュフマッシュルームスープを食べた。

うっかりトリュフ尽くしに

ベーグルは正直なところ、想像よりはモチモチしていないな…と感じたのだけれど、後日テイクアウトしたイチジクのドライフルーツが練りこまれたやつを食べたら、こっちは結構モチモチだったので味の種類やトッピングの量によって違うのかな?と思った。

そして、勢いで一緒に頼んだスープのトリュフの風味が、想像よりも遥かに濃厚で衝撃だった。
というか、あまりにも濃厚で朝起きて間もない私の胃には入りきらず、少し残してしまった…勿体なさすぎるしお店にも申し訳ない、今目の前に出されたらきっと完食できるのに…笑

クリームチーズの量がすごい!


私が並び始めたお手洗いが長蛇の列で、ちっとも進まずお二人を少しお待たせしてしまったのち、10:00ごろ退店。(個室が1つしかない上に水の流れが悪いからか回転が悪くて、お店に入る時の数倍並んだ...)

この日の予定は、ロンドンベーグルミュージアムチャレンジにどれくらい時間がかかるか次第だったためあまり細かくは決めておらず、この後どうしようか?と話しながら歩いていたところ、プリクラが撮れる無人のお店を発見。
汗をかいてメイクが落ちる前に撮ろう!ということで早速トライ。

カメラの位置が、目線の高さ or 少し上か選べたため、人生初の上から撮るスタイル(エレベーター内の防犯カメラみたいなアングル)に挑戦してみたのだけれど、3人で空間を効果的に使って写るのがまーーー難しかった。ポーズの引き出しも少なすぎて、気を抜くとついついピースばかりしちゃうし…笑

店内は大きな鏡と韓国っぽいカチューシャとプリクラ機があるだけ、でも綺麗で静かな空間で、日本のゲーセンとはまた違った雰囲気だった


撮影後、プリクラのデータだけでなく撮影中の様子を映した動画ももらえたのだけれど、3人ともどんなポーズをすれば良いか分からずワタワタしていて面白かった。笑
(どうやらもう少しかがんだり手をグッと伸ばしたほうが、高いアングルをより活かした写真になったっぽい。世の中まだまだ知らないことばかりだ…)

プリクラを撮った後は、まだお腹は空かないということで一度宿に戻って休憩し(そして私は買いすぎたベーグルを冷蔵庫に入れ)、今回の旅で絶対行きたかったもう1つのお店を目指し聖水エリアへ。


聖水エリアのお目当ては、桜花さん・菜子さんのインスタライブを拝見してからずっと気になっていたosoi
日本からでも公式通販を通じて買えるけれど、やっぱり実物を見るとその洗練されたデザインの素敵さと使い勝手の良さが伝わってきて、俄然欲しくなってきてしまう…
という思考になり、1時間ほどお店に滞在し悩みに悩んだ末、全員購入!笑

帰国後初めて使った日に嬉しくて撮った1枚。
心からときめいたものを持つのって精神衛生上すごく良いんだな…と改めて実感した

昨日all;owでワイドパンツを買ってしまったから、ここでは我慢するつもりだったのに…と一瞬罪悪感に襲われたけれど、前々からブラウンの本革のバッグは欲しかったし、長い持ち手は使いやすくて好きなデザインだし、何よりこの円安でも公式通販で買うより12,000円ほど安くて、結果良い買い物だったな~と今になって思う。

全員大きなショッピングバッグを提げてお店を出た後は、いったん解散し自由行動に。
この後美容施術を行うお二人を見送り、私は聖水エリアをもう少し散策。

ギランギランでとっても目立つosoiのショッピングバッグ


事前にピックアップしていた気になるお洋服屋さんをいくつか覗き、カフェでしばし休憩。さすが韓国、可愛いカフェがあちこちにあってすごい。


冷たいものを飲んで体力が回復した後は、一人電車に乗り東大門デザインプラザ(DDP)へ!

恐らくここは、独創的な建物の形とか夜のライトアップが有名なスポットなのだと思うけれど、私のお目当てはミュージアムショップ。

以前バンコクに行った時、友人が見つけてくれたアートセンターみたいな施設の中にあるショップが、タイのイラストレーターさん作の特徴的なデザインの雑貨を多く扱っていて楽しかったので、今回もそんなひと工夫あるお土産があれば良いな~と思って来たのだ。
雑貨もゆるいデザインも、そして旅先で日常使いできる小物を買うのも大好きなので…

そして、その期待は大当たり。結構広い店内に、韓国の色々なデザイナーさんの雑貨がたくさん並んでおり、夢中で散策してしまった。

明るくてカラフルな店内の雰囲気、好き

ここでは気の抜けたネコの顔と花札の五光がモチーフというコンセプトにツボってしまったステッカーセットと、万歳するトラのゆるさがたまらないマグカップを購入。

マグカップ、たくさん水を飲む人間なので、大きめサイズがありがたい...


ステッカーはまだしも旅先で割れ物を買うなんて…さっきのosoiの袋も巨大だし飛行機で無事持って帰れるのか…?と少し悩んだけれど、寅年生まれのためトラモチーフに目がないのと、先述した通り毎日使うものを旅先で買うと、目に触れる度に旅行の楽しかった記憶を思い出せて好きなので買ってしまった。価格もお手頃なのが嬉しい。



ここへ来た目的は完璧に果たせたので、ほくほくした気持ちを抱えながら、施設内の他のエリアを散策することに。

低音のビートが響くチームラボみたいな謎の空間
(入る勇気は出なかった)
ちょうどサンリオ展をやっていた、大盛況だった
4階から地下2階までを螺旋状につなぐ展示室、素敵な空間だった...


そうこうしている間に良い感じの時間になったため、お二人と合流するためにまた移動。

あっという間にやってきてしまったこの旅最後の晩餐は、プルトゥンヌンテジで食べるセリのサムギョプサル!

初めて聞いたときはセリ?春の七草のやつ?独特な臭みが強くて正直苦手だな…と思ったのだけれど、このセリは七草粥に入っているようなえぐみは全く感じられなかった。セリは豚肉の脂身とセリのさっぱりした風味の相性が最高。

サムギョプサルのお供の定番であるサンチュよりも水っぽさがなくて、日本でもまた食べたいな~と思った。

一緒に頼んだセリのチヂミ。ほぼセリで構成されていて、チヂミというよりかき揚げのような食べ物だった。
(そしてこれもサックサク)


ちなみにこのお店、席数がそこまで多くないという口コミを見たので少し待つかと思っていたけれど、近所にあった2号店にすぐ案内してもらえた。(新宿の居酒屋みたいなシステム…笑)
今回の韓国旅行、全体的に行列回避運がすごく冴えていてラッキーだったな。


ということで想定よりも早めに夕食を終えることができ、お店を出た時点で時間はまだ20時前くらい。

最後の最後まで韓国を楽しみたい我々は、「少し時間空けたら…デザートにサーティーワンいけるよね!?」という意見で満場一致。
いったん宿に戻り、歩いて狎鴎亭のサーティーワンに行くことに。

夕食の前後でダイソーとオリヤンでばらまき用のお土産も買ったため、最終的に大きな袋を2つ提げ、肩がもげそうになりながら電車に乗った…


そういうわけでやって来たサーティーワン・狎鷗亭店!ここは暖かみのある照明が印象的。
初日に行ったCOEXモール内の店舗とは雰囲気が全然違って、日本の画一的なサーティーワンに慣れている身からすると新鮮だった。

2回目にしてすっかり手慣れた感を出しながら笑、タッチパネルで注文。
日本みたいな対面でのオーダーだったら、何となくプレッシャーを感じてじっくり悩めなかっただろうから、この注文形態は海外旅行者にはとってもありがたかった…

あとここのサーティーワンは、23:00閉店だったのも少しびっくりした。(個人経営のカフェでも、同じくらいの時間までやっているお店がちょこちょこあった気がする)
私はおしゃべり好きでお酒が飲めない人間なので、いわゆる2軒目の選択肢に気軽に入れるカフェがある韓国、良いな…と心底思う。バーは下戸には敷居が高すぎるので…

どんどん溶けていく焦りで、ピントが全く合っていない


アイスを片手に「頑張ってさっさとお風呂を済ませたら、深夜のお菓子パーティーをしながら、購入品開封の儀をしましょ♡♡」などと楽しく話をしながら、帰路についた…

とウキウキした雰囲気の文章を続けたかったのだけれど、宿に戻ったくらいのタイミングで初めて、「明日の朝空港まで行くのに、現金足りなくない?」という問題に気づく。
この時点ですでに23:00過ぎ。前編でもちらっと書いたのだけれど、ここからの緊急会議が大変だった!笑

元々はキャリーケースもあるため、行きと同様、近くのバス停→仁川空港まで直行のシャトルバスに乗るつもりだったのだけれど、

① 近くのバス停には空港のような券売機はないから、運転手さんに現金を渡してチケットを買うらしい
→現金足りないからダメじゃん!

② kkdayのような外部サイトで空港までのシャトルバスのチケットが売ってる!これならクレジットカードで買える!
→近くのバス停から出る系統はサイトでは販売されていない!ダメじゃん!

③ じゃあkkdayで買える系統のシャトルバスにして、そのバス停まで電車で行こう!(それくらいの現金ならあった)
→バスの本数が意外とない!そして、事前予約のチケットは座席指定じゃないから、チケットは買えても満席だったら乗れないらしい!それは怖い!

などと、こうやって書くと大したことないように見えるけど、その場は文字通り右往左往だった。笑

キャリーケース持って移動するのはしんどいから、できればリムジンバスに乗りたいけれど、明日の朝8:30に近くの換金所がやっているか分からない!
→それなら今からコンビニ行ってキャッシングする?(確か深夜2時を回っていたけれど、もう軽いパニックで私は一度スマホショルダーを身に着けたし、とけたいさんはカーディガンをいったん羽織っていた気がする...笑)
など、眠気と闘いながらいろいろと会議をしたけれど、結局は頑張って電車でソウル駅まで出て、そこからは高速鉄道・A'REXに乗るという一番堅実な手段を取ることに。

A'REXはクレカで買えるし、全席指定制だから混雑していて乗れなかった!ということもないし、もうこれで一安心だ!と話してこの日は就寝。

A'REXのチケットを取った後、強烈な睡魔に襲われながら一応撮影した私たちの戦利品(撮影時刻 2:55)



Day4:A'REXでヒヤリハットからの飛行機遅延 そして戻ってきた現実

結局3時間睡眠くらいで幕を開けた最終日。
いそいそと身支度や部屋の片づけを済ませ、地下鉄でソウル駅まで移動。ソウル地下鉄は全体的にエスカレーターが少ない印象だったけれど、ソウル駅はそんなこともなくて一安心。(これまで行った駅がたまたま階段ばかりだっただけなのかな…?)

ソウル駅内の「A'REX」という案内を辿って、ひたすらエスカレーターを下りホームへ向かい、発車20分くらい前にはホームに到着。
これでもう空港に着いたも同然!やっぱりこの行き方にして良かったーー!などと話しながら列車の到着を待っていたのだけれど、ふと「チケットのQRコードをかざしていなくない?」という話になり、ここでようやく間違ったホームに着いてしまったことが発覚。笑
(ももさんの超ファインプレーその2!!!)

どうやらA'REXにはブルーの普通列車とオレンジの特急列車があるようで、A'REXという文字だけを追って移動した我々が到着したのは普通列車の方のホームだった。
土壇場で決めた移動手段だったからリサーチ不足!危ない!(普通列車も空港行きだからスーツケースを持って列車を待つ人がたくさんいて、すぐには気付かなかった…)

間違いに気付いた時点で、確か発車まで10分を切っていた。
慌ててさっき乗ってきたエスカレーターを上がり、特急専用の改札でQRコードをかざし、正しい方のホームへ。
いかにも特急列車という感じの車両がホームに止まっていて、これだーー!と今度こそようやく安堵。
乗車時間は1時間にも満たなかったけれど、昨晩の寝不足とほっと一安心したからか、車内では爆睡だった…笑

ソウル地下鉄内にたくさんいたこのキャラクター、最初はなにこれ!まめっちみたいじゃない!?などと話していたのだけれど、旅が進むにつれ段々可愛く見えてきた。
色々な表情があって、ゆるキャラ好きにはたまらない…笑



ということで最後まで何やかんやあったけれど、無事仁川空港に到着し、チェックインとタックスリファンドの手続きを済ませ、フードコートで最後の韓国ご飯。
韓国の空港、パイロット・CA・グランドスタッフさんなどの働いている人が、普通にオリヤンで買い物をしたりフードコートでご飯を食べていて、何だか良いな~と思った。


帰りの飛行機は50分くらい遅延してしまったけれど、かえって出国後エリアをゆっくり散策できたから、これはこれで楽しかったな。

出国後エリアのジェントルモンスターにあった動く顔。率直に怖!!と思ってしまうのだけれど、これがお洒落ということなのだろうか…笑



帰りのフライトもあっという間で、17:00過ぎに成田空港に到着。

至るところにある「Welcome to Japan!!」の表記を見て、あぁ現実に帰ってきてしまったんだな…明日からまた仕事か…とちょっと切なくなる。
でもきっと、現実をまた積み重ねていくからこそ、たまにある旅という非日常が楽しくなるんだ!と自分に言い聞かせ、名残惜しさを抱えつつも成田空港駅で解散、一人家路についた。

ということで、今回の旅の記録は以上!
ちょっとしたプチトラブルはありつつも、お二人のリサーチ力・行動力・そして楽しくて素敵なお人柄に助けられて、とーーーっても充実した3泊4日の旅だった。

コロナ禍以降、これが初の海外旅行だったけれど、やっぱり異国の地に行くのは楽しいなあと改めて思った。
次はどこに行こうかな~~というわくわくする妄想をしながら、今回のnoteは終わり。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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