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日記:今年最後の連休

・気が付けば今年も残すところ二ヶ月を切っており、無駄な焦燥感が伴ってきた。なにかを成すにはあまりに短く、なにも成さずにはあまりに長い人生です。

・連休初日は大雨で予定が流れてしまい、虚無の一日へ。びっくりするほど記憶がなかったのでX(Twitter)を見てクラウド同期を図ったところ、どうやら無性にコンビニおでんが食べたくなって土砂降りの中、外を駆け回っていたらしい。結果、地元には取り扱いがない事が分かり、雨に打たれるだけ打たれて泣きながら帰った。

・せっかく酒盗をいただいたので久しぶりに安酒などを買ってみたのだが、俺よりも父親が大変気に入ってしまい、目を離した隙に中身の半分ほどがいかれていた。クリームチーズに載せて食べたら美味しかった。これで白米と合わないことあるんだ……と思うが、塩分が閾値を超えると途端にアルコールのキレが必要になってくるのだと分かってきた。 

・アニメ「BLEACH」が毎週本当に良くってぇ……。今週は拘束された藍染の黒棺回。自分の世代で詠唱といえばこれという不動の地位を物にした「黒棺」だが、公式としてもそれは弁えているらしく、次代のバルスを継承しようという魂胆で擦ってきた。本筋的にはそれより大事なシーンは他に幾らでもあるのだが、間口を広げるのにこれ以上にキャッチーでオサレな描写も他にないので気持ちは理解できる。

・思えば友達がいない暗黒の時代はインターネットでひたすら「黒棺」を擦ってはフォロワーを稼ぐ事に血道を上げていた。おそらく死ぬ間際、人生の走馬灯でも黒棺の完全詠唱が脳内を駆け巡るのだろう。ありがとう、黒棺くん。本当にありがとう……

・日曜。とりあえず頂いた麻婆豆腐の素を使ってみた。CookDo極麻婆豆腐。余程の自信作らしく、発売前には実食店舗も出していただけあって本格的な味がした。正直そんじょそこらの店程度なら鎧袖一触で、極端な話、これで味付けたやつをそのまま売ればいいと思った。ただしそれはあくまで麻婆豆腐の本質たる「麻辣」の要素に限った話で、流石にありのまま作ると旨みがやや心許なく感じる。にんにく生姜ネギの薬味を加えつつ、鶏ガラスープなどでその辺は適宜補うべきだろう。あんまり足すと水気がありすぎると思うので気を付けたいところ。

定期的に食いたい

・やや胃もたれを起こしつつ、八神マキノさんの生誕記念DJパーティー「HIGH Liberation」へ。大阪・難波のBarリーベラには何気に今回が初めて。管理会社の施工ミスによる水没という憂き目にあった事は存じ上げていたが、入ってみると大方復旧している様子だった。まだまだ大変だとは思うが頑張って頂きたい。

・誰ひとり知り合いもなく、見ず知らずのパーティーに参加するのは本当に久しぶりの体験だった。当たり前だがオタ芸とかやってる人間はまったく見当たらない。ひと口に「アニクラ」といっても如何に異様な環境に身を置いていたかがよく分かろうというもの。沖に出た淡水魚さながらの場違い感は否めなかったが、これはこれで勉強になるので良い機会だった。

・本日の目当ては偏に烏屋茶房先生のDJターン。鷺沢文香同担にして、彼女のソロ曲「銀河図書館」の生みの親という全てにおける殿上人、唯一の達成者に当たる。しかも今回はイベントの性質からしてほぼデレマスオンリーとなる事は想像に難くなく、ついに本物を目の当たりにする絶好の機会だった。

・結論を言うとめちゃくちゃ良かった……。ただ意外にもいちばん良かったのは「銀河図書館」が流れた事ではなく、この日このパーティーに集まった八神マキノ同担を念頭に、烏屋茶房さんの”思想”が詰まったアルストロメリアの「Anniversary」……。あまりの文脈バフと、こんなにもデカいコンポーザーが有志のイベントにこれほど真摯に向き合ってくださっている事実を鑑みて、担当は違えど涙を分かち合うことは出来たと感じた。ありがとう、カラスヤサボウ……。”思想”に乾杯。気恥ずかしくてサインとか頼めなかった代(よ)より。

・HOTLIPのイベントでも度々お世話になっている、コジーナ邸さんの味噌ラーメンも美味し。こんな分厚いチャーシューにタケノコが載って700円っていいんですか ? ご馳走様でした!


・そんな糖質と脂質過多の一日を締めくくる特大の糖質。オタ芸は微塵も打ってないのに、心なしかいつもより疲れた気がするので至急に糖分補給が要ると判断。現に今もベッドに横たわったまま没入しているし……。

・ところで道すがら、人でごった返した道頓堀でいきなり「教授」とアニクラ以外で呼ばれる事のない名前が聞こえて振り返ったらTaichi君が居てびっくりした。聞けば向こうは「FES2024」の帰りだったらしい。確かに立地的には近いので有り得なくもない遭遇だが、これが日本有数の大都市におけるひと幕と思うと案外、世の中って狭いものだなと思った。

・この連休は空いた時間を活用してナナシス強化月間を予定していたものの、アイマスの顔付きになったり、内田真礼の顔付きになったりと百面相をしている間に過ぎてしまった。ひとまずEPISODE1.0を完走。大した進捗もなく申し訳ない限り。

・目下の感想として正直、現代の価値基準を前提とすると読み進めるのがかなりしんどい部分(歌マスをシラフで聴くような感じ)は否めなかったが、同時にまだあくまでもスタートラインに立っただけなのもよく理解出来たため、ここからもう一歩踏み込んでみようと思った。先に劇場版を観ていて本当に良かった。あれがなかったら今ごろは心が折れていたかもしれない。

・EPISODE1.0+劇場版の履修で、ようやくナナスタシスターズの面々の顔と名前が一致して焦点が合ってきた。それに伴い、ただプロフィールとにらめっこしているだけでは気が付かなかった魅力が伝わってきた。劇場版時点ではハル、モモカ、シズカが漠然と気になっていたが、読み進めるほどにムスビの株が上がっていく。たどたどしさが残る時期の高田憂希ボイスが良い味を出している。いまや声優としてそれなりのポジションに居る彼女だから、この先どんどん演技プランが更新されていくのだろうと思うと後追いなりの楽しみがある。

・でも一番来てるのはアレサンドラ・スースちゃん! スースは俺の嫁、異論は認めない(*´д`*)ハァハァ アイマスでも初期の担当が星井美希だったあの頃の感覚が蘇る。発育の良いマセたガキから一方的に婚約を既成事実化されたい感情の残滓が、俺の中で未だ燻っている事実を認めなくてはならない。

スミレも好き(小学生男子の感想)

・ただ、キャストがあの大西沙織という事を考えると、今から前のめりになるのはそれなりのリスクを感じずにはいられない。なにせ当時と今とではまるで環境が違う。その点は高田憂希や井澤詩織も大概なのだが、いまや大西沙織と聞いて思い浮かべるものは「ウマ娘」のメジロマックイーンを置いて他にないだろう。となると当然……考えなければならない。担当が一生現場に来ない苦しみについて。


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