コラム:2022アニレークvol.10総括(一日目~二日目)その②
今回はアニレークレポの二回目となります。
前回のまとめレポートは以下から。
毎度申し上げておりますが、スキ(左上のハート)を押して頂けると嬉しくなってもっと書きます。
僕が書くと、どうにもただのオタ芸まとめになってしまうので先に綺麗なレポートをご紹介。『リコリス・リコイル』井ノ上たきなのコスプレでスタッフ参加されていた奏菜さんの素敵なイラストです。
そんな彼女のハイライトシーンはこちら。
見ず知らずのオタクをボコす千束と、それを止めるたきな。
思い返せばリコリコってだいたいこんな話だったような気がします(?)
そんなわけで前回書き残していた一日目の振り返りと、引き続き二日目のハイライト。
家虎根絶イエッタイガー!!
初日ハイライト2
①Rock-mode(LiSA)
備考:「たりらたりら」という謎の合言葉で場を沸かすアニソン女王LiSAのアンセム。この曲自体はアニソンではありませんが、パーティ初心者に優しい歌詞と落ちサビの「さぁ、次はなんの曲?」が繋ぎとして優秀すぎるため本人のライブでもかなり多用されてるみたいです。(2018年に新録されています)
この曲で打つのは「ゴリラスネーク」。ごりらごりら!
キメラみたいな名前からしてかなりろくでもない雰囲気が伝わる。最前で組体操やってるのでわかりづらいんですが、本来は以下のような技。
同じくLiSAで『劇場版 ソードアート・オンライン オーディナル・スケール』の主題歌「Catch the Moment」より。
この動画の概要欄には「ゴリラの動きを再現しています」という身も蓋もないコメント。その通りなので特に付け足して言う事はありません。
初出は2015年で、意外と古くからある技。動きが多いので多動のオタクには良いカロリー消費になる事でしょう。バナナ食って補給できるとベスト。
②ピースサイン(『僕のヒーローアカデミア』2期 第1クールOP)
備考:ヒロアカのオープニングでもひときわ耳にする機会が多いんじゃなかろうか。「作品の解釈を歌詞に落とし込むのが得意」とSNSでは専ら好評を博している我らが米津玄師。なので当然ガチ恋勢が湧いてます。
今回のアニレークでは「リフレクトドライブ」が優勢ですが、僕はこの曲の時は基本的に滋賀スネークを打っています。
リアルの僕はあまりにコミュ障かつ爆音のフロアで会話がままならないという二重に哀しいモンスターなのですが、この曲が流れる頃にはお酒も入ってるためか不思議と元気になり、フォロワーと対戦する事が可能なので、彼らには「滋賀スネーク打つ時だけ元気な人」だと思われている可能性が大。
③おジャ魔女カーニバル‼(『おジャ魔女どれみ』 OP)
備考:例によって野外アニクラの大定番である「おジャ魔女インドダンス」ですが、今回はなんとフル尺で飛んできました。
これに対応できるのは鍛え上げられたオタク三銃士(御三家)のみ……というので急遽お立ち台に上がる三人のマッチョたち。もはや令和のシブがき隊を思わせる彼らが、威風堂々たる出で立ちで繰り出したのはこれ。
ネタ元のもりもりさん作成の2021年版の振りコピ。目下フル尺での対応は1番:2019年版→2番:2021年版→ラスサビ:2019年版という構成。
中央で踊る全ての元凶 史風さんが言うには「2020年版や2022年版に比べたら簡単」とのこと。ま…まあ あんたほどの実力者がそういうのなら……
その直後に流れたのはシリーズ第三作の『も~っと!おジャ魔女どれみ』のOP。これもインドダンス対応してるんだ……。
邪推ですが、最近はもりもりさんの方もアニクラ勢への波及を観測しておられるのか、こちらへの目配せを思わせるネタがちらほらと。
④推しジャン ~最後まで飛べるかな ~(にっぽんワチャチャ)→OIDEMASE!! ~極楽~(FES☆TIVE)→ワンルームシュガーライフ(『ハッピーシュガーライフ』 ED)
備考:殺す気か。
明日の予定をまるで省みない、耐久ループだけで組まれた確殺セトリ。
一曲目の「推しジャン〜最後まで飛べるかな〜」はアイドルグループ「にっぽんワチャチャ」が2021年11月リリースしたかなり最新の曲。誇張抜きに歌詞の9割がジャンプだけで出来ている狂気の沙汰。(ちなみにMVの予算はたったの1000円)
なお、これの直前に流れていたのはアニクラ屈指のジャンプ曲である「せーので跳べって言ってんの!」。既に散々飛んで跳ねたオタクが秘孔を突かれて翼をもがれたサウザーじみて脱落していきます。
二曲目はお馴染み「OIDEMASE!! ~極楽~」。こちらは過去記事で書いた分の祈りが通じたのか、イントロが長回しされたので不意に日体大コールを実践する機会に恵まれました。(みんな乗ってくれて嬉しかったです)
まぁ、それはそれとしてこんな事されたら元気な時でも死んでしまうんですが……。
そして三曲目、「ワンルームシュガーライフ」。これも”蟹歩き”として記事で触れた記憶があるんですが、この段階にもなるといい加減このあとに己が辿るであろう運命を悟り、ただ絶叫するのみ。動画で見ると短く感じますが、三曲通しでやると体感は永遠じみてめちゃくちゃキツかったです。
「回レ!雪月花」すらもラスサビ耐久。人の心とかないんか?
一日目は概ね以上です。
二日目ハイライト1
二日目は冒頭にカラオケタイムがあったんですが、僕は優雅にニチアサ見てたのでバリバリに遅刻しました。乗り込んだタクシーが初日と違って不親切なので、メーターが高い上に余計に歩かされるというプチ不幸に見舞われたのもある。
その結果、着弾した瞬間にオタクが琵琶湖の深界六層に向けて絶界行(ラストダイブ)してました。人間性の喪失。なお遅れたとはいえ、これは最初のDJ開始から15分以内の出来事です。
①カフェインファイター(『ご注文はうさぎですか??』 キャラクターソング)→シャル・ウィ・ダンス?(『シャドーハウス 2nd Season』 OP)
備考:個人的にツボだったカフェインの過剰摂取繋ぎ。煤入りのカフェオレでオタク達を洗脳し、シャロちゃんの生き人形として、ごちうさキャンプに強制収容……シャドー家の横暴を許すな!
②おさかな天国(柴矢裕美)
備考:アニレークで繋がったFFのオタクは早くもこの日一番盛り上がってたという説。この後のイベントではわざわざチンアナゴのぬいぐるみを買う程度にはお気に召したご様子。元ネタは言わずと知れた『リコリス・リコイル』のあのシーン。検索すると同じようなMADが死ぬほど出てきます。
③ドキッ!こういうのが恋なの?(ニンテンドーDS『リズム天国ゴールド』)
備考:か~もねっハイッ!\(^o^)/
いきなり始まる音ゲー。ニンテンドーDSソフト『リズム天国ゴールド』のアイドルステージをその場で完全再現。わざとタイミングをずらす厄介な猿の再現まであるきめ細やかさ。評価、イマイチ。あと、たきながぴょんぴょん跳ねてて可愛かったです。
④DELICIOUS HAPPY DAYS♪(『デリシャスパーティ♡プリキュア』 前期ED)
備考:2022年現在放送中の『デリシャスパーティ♡プリキュア』のプリキュアダンス。驚異の女子率0。なぜか大きいおともだちがこぞって踊れる枠。たぶん緑の服着たマッチョの人が原因だと思います。(当人は心なしかオープニング踊ってる時の方が元気に見える)
⑤Shocking Blue(『武装少女マキャヴェリズム』 OP)
備考:古臭ぇマキャヴェリズム
この前日にも流れていましたが、コッコロたんの声でお馴染み、伊藤美来の打ち曲。オタ芸を打つと言えば「ワルとま」と並んでツートップのアンセムと言えるでしょう。楽曲構成が気持ちええんじゃ。
⑥サクラハッピーイノベーション(『D.C.III ~ダ・カーポIII~』 OP)
備考:芹なずな!芹なずな!×3 表の名前は新田〇海!!
やめてさしあげろ。
⑦SUPER∞STREAM(『インフィニット・ストラトス』 1期ED)
備考:止まらない~(多動)
僕はシャルロッ党です。
⑧ロマンティック浮かれモード(藤本美貴)
※動画より以下はスクロール推奨
備考:フル尺で書くとぶっ殺されると思うので止します。
なんでこんな古の呪文覚えてるんだよ!
⑨コンプレックス・イマージュ(PS2『ひぐらしのなく頃に祭』澪尽し編 OP )→HOT LIMIT(島村卯月)→コンプレックス・イマージュ→フラストレーション(スマートフォンゲーム『ひぐらしのなく頃に命』主題歌)→コンプレックス・イマージュ(Songs for…Ver.)→「梨花ちゃん、君を助けに来た!」→コンプレックス・イマージュ
備考:固有結界『コンプレックス・イマージュ』。
とある伝承に曰く、この世界のどこかには”自分のターンには必ず一回以上「コンプレックス・イマージュ」を流すこと”を血の盟約として義務付けられた「コンイマナイト」と呼ばれる恐るべき修羅の魔窟があるという。
すなわち、このDJタマキこそは万魔殿よりアニレークに向けて放たれた刺客だったのだ……。(コンイマの使い方が巧すぎる!)
なお、そんな人が一年のうちにコンプレックス・イマージュを流す頻度に関して、伺ったところによれば以下のような回答が。
コワイ!
⑩天武の舞、暁の門(PCゲーム『魂響~御霊送りの詩~』OP)
備考:芸術的な長さのオタク待機列。アニレークほどの規模があってこそ。
⑪ワルキューレがとまらない(『マクロスΔ』 劇中歌)
備考:ワルキューレが止まらない。オタ芸も止まらない。
もはや馴染みの光景ですが、琵琶湖のほとりで滋賀6連の凱旋というアツい展開。(※ヴァイスシュヴァルツからリフレクトドライブまでの流れは「きらわん打ち」と呼ぶそうで、今回のようにラスサビ途中の「とまらないから~」に飛ぶ場合、厳密にはきらわん打ち→滋賀6連の後半3技という事になります)ちなみにこの流れが確立するまではイントロから筋トレでした。
今回は直接、ラスサビに飛んでますが、Twitterの方で「Cメロ挟め!」と口を酸っぱくして言い続けた結果、後日の「いまうち」では念願かなって回収することが出来ました。……が。
⑫ゆりゆららららゆるゆり大事件(『ゆるゆり』 OP)
備考:絶賛入部検討中の「ゆるゆり法被オタ芸部」のノルマ。なお、部員の一部は最前で浜に打ち上げられた魚めいて死亡した模様。「ごらく部スネーク」なる特殊技を開発したにもかかわらず、部員の誰も打っていない事で知られる。流行らせコラ!
⑬ツナガルコネクト(『ラブライブ! 虹が咲学園スクールアイドル同好会』1期 劇中歌)
備考:りなりーこと天王寺璃奈のソロ曲。『ラブライブ!』のソロ曲関連で言うと「コットンキャンディーえいえいおー」と並んで、近年のアニクラではリクエストが殺到する程の人気ぶり。
見ての通り、これもなぜかみんな踊れる枠なので必ず予習しておきましょう。(サビの途中から「おうすいステップ」に移行する勢力もある)
以下、おうすいステップの例。
すーぱー☆あふぇくしょん(『Carnival Phantasm』 OP)
次回に続きます。↓
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?