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USCPA(米国公認会計士)受験の振り返り

24年9月に最終科目のREGを受けてきました。
受かっていることを願いつつ、USCPA勉強の終わりが見えてきたので、これまでを振り返りたいと思います。

非効率な勉強をし、時間(3年弱)とお金(トータル200万円くらい?!) をかけて、苦労して合格してきました。

USCPA受験において、私のような苦労が少しでもなくなることを願って、私の失敗を記録します。

【旧試験(~23年12月】
 FAR:46→65→66→点数失念(ショック大きかった?)→78 (23年5月)
 AUD:20点台(勉強しなさすぎて途中で放棄)→期限失効(もったいないことをした…)→75(23年11月)
 BEC:70(新試験前に駆け込み受験も、準備期間2か月ではITとライティング部分の準備ができなかった)

【新試験(24年1月~)】
 BAR:72 (24年1月 新試験で傾向が読めずとりあえず挑戦) → 85 (24年7月)
 REG:71 (24年5月 完成度が高くなかった) → ?(再勉強、結果待ち)

【合格できなかった主な理由】
・暗記頼りで試験に臨んでしまった。
 ←応用問題が出たときに思考が停止(問題をひねられると対応できない)

・難しく見えるAICPAリリース問題から目を背け、テキスト・問題集のみで試験に臨んでいた。←本番の問題は問題集と出題傾向が異なり、問題対応力が十分に培われていなかった。

【取った対策】
 ⓪テキスト各章を読み込み、何/どこがポイントか説明できるよう意識
 ①2~3回目以降の問題演習の際に、どうやって説くのかを自分の言葉で説明できるようにする。
 ↓
 ②テキストのMC問題で基礎力を養成する(①の状態まで持っていく)
  リリース問題のMC問題で本番レベルの問題に取り組み、9割以上解けるようにする(5年分くらい。①を意識)
 ↓
 ③MCリリース問題で基礎が十分に固まったところで、MC→TBSの橋渡しの役目として、アビタスの直前対策問題に取り組む(2~3回解く ①を意識)
 ↓
 ・リリース問題TBSに取り組み、総合力を養う(5年分くらいは解きました。 ①を意識)
 ・模擬試験 (TBSは2~3回回しました ①を意識)

【本番の戦略】
 ・TBSが難関なので、MC問題で8~9割の正答率(※)を確保し、TBSで多少正答率が低くてもMCの高正答率でカバーする戦略を取りました。

  ※補足:85~90%(少なくとも8割以上)の回答は合っていると思える手ごたえ。(残り10~15%は難しくて選択した解答が合っているか自信があまりない←難しいのはダミー問題の可能性が高く、結果的に9割程度のMC問題正答率になると仮定)

・比較的速い解答速度とMCでの高正答率でMC問題を攻略し、気持ち的に余裕をもってTBS問題に食らいつく。簡単そうな問題から解いて着実に点数を稼いでいきました。MCで9割近く確保できていたら、TBSで7割を目標に(6割程度でも受かる可能性はあると思います)。

 ・この戦略でFAR, AUD, BARを合格してきました。(REGは結果待ち。)  

【私のバックグラウンド】
 (強み)
 ・英検1級、TOEIC910、IELTS7.0で英語アレルギーがない
 ・語学が好き
 ・地道な勉強が好き
 ・負けず嫌い

 (弱み)
 ・大学ではバイオや環境科学を専攻(大学では、USCPAに関連する専門知識を学ばず)
 ・技術系総合職として入社、会計分野の実務経験はなし
 ←簿記2級に合格して会計の勉強が好きなことを確認してから、USCPAに挑戦しました。

 (予備校)
 ・アビタスにしました。

最後に、あなたの努力が合格という形で実ることを、心から応援しています!一緒に頑張りましょう!!!

エルタス

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