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5つの敏感さ(5日目)

4日目のnoteに「繊細」であることを受け入れられたという記事を書きました。そのなかでも「繊細さ」の分類に興味を抱き、可能性を感じた部分について書いてみようと思います。

ポーランドの心理学者カジミェシュ・ドンブロフスキは「敏感さ」を次の5つに分類しました。

1.精神運動性の敏感さ

過剰な身体的エネルギーや、感情的緊張の表出が含まれます。具体的には、爪を噛んだりむしったり、鉛筆で机をたたくといった「落ち着きがない」印象を与える身体的多動や、早口、止まらないおしゃべり、話が一気に飛躍する、といった精神的多動を示します。

「落ち着きがない」行動は、あまりないですが、基本的に早口だと思います。話が一気に飛躍することもあったのですが、仕事に支障がでるので気をつけていたら治すことができました。この時の話スピードはとてもゆっくりになります。わかりやすいですね (笑)

2.知覚性の敏感さ

触覚(布地や肌の手触り)や嗅覚(香水、食べ物、ガソリン)から生まれる感覚的な喜びや、美的なもの(音楽、色、言葉の響き、文章)に触れる喜びが含まれます。この性質は、過食、音楽コンサートや美術館に頻繁に通う傾向、高い性的衝動として表れることもあります。強い臭い、まずい食べ物、靴下の縫い目や服のラベルに強い不快感を示したり、隣室の時計の時を刻む音が気になって集中できないといった例もあります。

香りにとても敏感です。ワインが好きなのでこの敏感さはとてもありがたい。それからタバコの残り香は苦手です。20mくらい先でタバコを吸っている人がいてもにおいが気になってしまいます。それと食べ過ぎる傾向もありますね。この敏感さは強く出ているように思いました。

3.想像性の敏感さ

想像力が豊かなことや空想の世界に暮らす能力があることを示します。それは、鮮明な心的イメージ、豊かな連想、コミュニケーションにおける比喩の多様、詳細な夢や悪夢として表出し、空想小説や詩やおとぎ話、魔術的思考や想像上の友人への興味として表れる。

子供のころの習慣は、布団に入ってから、頭の中で学校の友達たちと一緒に異世界を冒険していました。ドラゴンと戦ったり、魔法を唱えたり。巨大ロボのトーナメント戦なんてのも。人に知られるのは嫌だったので、これまで誰にも話していません。noteが初告白です。あとスピリチュアルなものを受け入れるのに抵抗がないのも、この敏感さゆえかもしれません。

4.知性の敏感さ

好奇心、真実の探求や理解への欲求、理論や分析を好むこと、概念の統合、批判、多読、するどい観察、洞察に富む鋭い質問、といった形で現れることがあります。一般的な認知指数のことを指す知能指数とは別物で、知的世界への関与を強く好むことを指します。

到達レベルは置いておいて、好奇心は強いのですが、同時にすぐ別のことが興味が移ってしまう性格です。なので、その道を極めている人と会うのが好きで、すぐに感化されて自分も始めてしまいます。

5.感情性の敏感さ

芸術家によくみられる性格や行動が含まれます。強い気分や感情、人との深い関わり、自己や他者への思いやりや責任感は、感情性の敏感さの顕著な特徴であり、人間の内面を探る文学や音楽やその他の芸術を生む糧ともなる。具体的には、深く意義深い人間関係、強い感情の記憶、他社への共感や思いやり、羞恥、鬱、安全や安定への欲求、新しい環境への適応のしにくさ、批判的な自己評価、赤面、手のひらの発刊、動悸などとして表れます。

5つの敏感さの中で一番強いと感じるのはこの感情性の敏感さです。他者への共感、羞恥、鬱、安全や安定への欲求は顕著です。

まとめ

私が受け入れ難かった「繊細さ」ですが、色々な繊細さを一緒くたに考えていて、客観的に見れていませんでした。整理してみると特徴が強く出ているものもあれば、あまり出ていないものもある。それがわかると、その特徴はあくまでも事実でしかなくて、良いか悪いかの意味づけをしていたのは自分自身だったと気づきました。わかれば対処は何とかなる!!

こうやって自分自身への誤解を
一つずつ解消していくこと。
それが「生きづらさ」を解消していく方法。
遠回りだけど結局一番の近道のように感じます。
そうだとすると、「生きづらさ」とは、
自分を裏切ってきた代償なのかもしれないな。

以上、「5つの繊細さ」については「FUTURE INTELLIGENCE これからの時代に求められる」を参考にしています。




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