SDGsとエンジニア
2015年、国連から誕生したSDGsについてイチから調べ直している。昨今の気候変動、戦争の激化が主な理由だ。
国連は、私たちの世代で世界的な貧困を終わらせる事を目標に掲げている。それは、調べるに当たり、ますます現実味を増す事実になりつつある。
富裕層の投資に目を向けてみる。ベンチャー企業や、新しい技術への投資活動は相変わらず活発であり、実際にベンチャー企業が数多くのSDGs目標をクリアして行っている。
昨今目を見張るのはSpaceX社のスターリンク事業だ。地球をまるごと人工衛星で囲み、全てのインターネットを安易に、安価に全人類に提供しはじめている。先進国のみならず、開発途上国への貢献も目覚ましい。
インターネットの恩恵を享受する事で、自分の知識だけでなく、検索機能や、デジタル図書、デジタル教科書などの機能も安易に使えるようになり、子ども達への教育が進むことで親世代から続く貧困の連鎖が解けていくのではないか…
そんな希望を感じている。
戦争や紛争は、止める事ができないのだろうか…全くもってメリットのない活動だと感じる。名誉、権威、縄張り…そんな一部の権威者の欲のために、1番の下支えである一般人が殺戮と暴力に巻き込まれ、貴重な人生の時間を奪われている。
戦争や紛争が与える精神的ダメージも計り知れない。戦争後遺症として伝染し、まるで遺伝していくかのように、人間の本来持つ潜在的能力を潰していく。
戦争、紛争を停戦し、権威者が学ぶ機会を与える。欲の持つ毒性がいかに自らを、人間を芯から腐らせて行くか…。
人間にとって、学びは止めてはならない活動だ。学生時代が終わり、社会人になっても学びは止めてはならない。
学問を深め、目線を広げる事で世界の見え方はいくらでも変えていく事ができる。
持続可能な開発目標。
貧困、差別、環境破壊、それら複雑に絡み合う問題すらも、昨今注目を集める人工知能の予測計算を参考にしたり、近代の人類が編み出した類稀なる技術力で解決への力が加速している。
国連で誕生したSDGs。今は2023年だが、目覚しく世界の状況は変化している。ゴール設定の2030年までに、貧困は無くなるだろか…
通貨に関しても様々な新しい技術や試みが成されている。暗号通貨など、健全な形で人類の文明に貢献していく事を願う。
引き続き、私自身の目線を広げ、世界の動きを観察していきたい。