永遠のテーマかも知れない『片付け』Part3
ひとえに片付けしよう!と思うとどこから手を付けていいかわからない。
そう、物が多すぎて迷ってしまうのだ。
当時の私はとにかく自分以外の家族のものにばかり目が行ってしまっていた。
自分を棚にあげ、夫や子供の物ばかりが目につく。
実はこれ、”片付けあるある”らしいのだ。旦那が全然片づけてくれない、とか、子供の持ち物が多すぎる、と思ってしまう事が多く、実際は片付けてみるとその本人、そう自分の持ち物の方が多い事が圧倒的に多い事に後々気づくのだが。
そう、自分に甘く人に厳しい目線になってしまうのだと。
結局、私も始めはどうしたらいいのか全く分からなかったが、収納する事は得意だったので使わないものは処分ではなく奥の方にしまうという行為を続けていたのだが、いっこうに片付かない。この時はまだ気がついていないのだ。
そんな中、とても興味深い番組に出会った。
それは断捨離の提唱者から、景観を良くして寄せる片付け術を提案する方、”片付け界の母”と呼ばれる方々など、その道のプロたちが週替わりで登場し、一般人の片付けが上手く出来ないお宅に訪問して、お家の悩み、希望を聞き、そして片付けをしていく。それはまさに人生を振り返りながらといってもいいほどドラマチックな内容を繰り広げ、最後は感動して涙までしてしまう、そんな日曜早朝の番組だった。
たった30分でまとめ上げているその素晴らしい番組は、最後には問題が解決。ビフォーからスッキリしたアフターだけと思いきや、片付けの済んだ最後の最後に、手放す品々をトラックに積んで、”2トン610キロ”の不用品!!と発表し、最後にトラックが去っていくのだ。
それを毎回観ては、あんなにごちゃごちゃで大量な物達との生活から決別し、本当に快適そうなお部屋、お家になってよかったね!と感動しつつ、じゃあうちはどうやったらいいのだろう考え始めた。
少しずつ学んで練習するしかなかったのだがこの時も、まだまだ上手く行動できていない。
ただ、それ以外の番組や動画などを観ている中で、過去とは別れ、今そして今後の事を考えて不用品を手放すんだとその後決めたのだが、それはその後数年経ってからであった。
家族の持ち物が気になるが、そこは色々な書籍などでも学んだ、まずは自分の物、自分のテリトリーから、と思い留まり、私の場合は、冷蔵庫の整理から始める事にした。
明らかな賞味期限切れのストック品、冷蔵庫の整理整頓、食品の確認なら出来そうな気がしたのだ。
1.賞味期限(切れていたら即捨てる)
2.食べたくないと思っている物(3日以内に食べられなければ食べないので捨てる)
3.ジャムやビン類の中は本当に食べたいものか検討する(2の様に思ったら家族が食べるか確認していなければ捨てる)
4.廃棄したものを反省し、今後買い物する時に気を付ける。
5.所有している物の把握が出来た。
以前は野菜類、お米も外に出していたが、野菜室全てにしまう事にした。
→次回に続く。