ただのコメディ青春ドラマと思って見始めたこのドラマ。
白玉佐弥子(広瀬アリス)は、大学受験の日に事故に遭いなんだかんだで建築の夢を諦めてOLを10年やっていたが、建築学科の拓(道枝駿佑)と出会い、もう一度奮起して受験、そして合格する。
その後、大学、シェアハウス(サグラダファミリ家)で拓と再会をして、本格的に物語は始まる。
現役の大学生とのかかわり方、違いはあるものの、セリフのやり取りが、大学生の言い方からの大人の返しが秀逸すぎて、毎回度肝を抜かれる。私がもし同じ質問されたら、そうは返せないな、と。
始めは事故の部分がなんともファンタジーにしているところが、いまいちかと思ったりもしたが、実はそれすら狙いで暗い雰囲気にならないような配慮がされていると脚本家の、演出家の、力量が後々じわじわと感じられてきた第1話であった。
既に6話を控えているにもかかわらず、今回は第2話について
教授から課題の酷評されて、落ち込む佐弥子に拓がその作品を見せてもらいながら話すシーン
なんともコントとしか思えないやり取りなのだが、10歳差もあってこの遠慮のなさの会話がたまらなく愛おしく感じてしまった。
その後、拓が中心となってコンペに出す作品を制作し始めるのだが、
佐弥子、不器用過ぎてみんなの足を引っ張りまくるのだが、最終的にみんなのいない場所で樹木づくり。
戦力外通告を受け落ち込んでいる所に、大学に客員教授として来ている日向さんに会い、素敵な話を聞く。
教授であり、かつての憧れだった日向さんとの会話の中で、自分に今出来る事に奮起して、その作品を皆で結果的にやり遂げられるのだが、その後も羽陽曲折あり、それすら乗り越えていく2話はとてつもなくアラフォーの心にも響いてしまった。
そして、
あれ?
ところで
広瀬アリスさんってこんなにも素敵だったのか
と再認識した。
まだまだ書きたい事はあるが、長くなるのでまた次回。
兎に角毎回2度は観てるほどいい作品なのだ。
あ~、待ち遠しい♪
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