Photo by elmachay 【詩作日記】 「134 / 回廊の影」 2 遊羽 2021年8月5日 04:21 ゆきゆきても手足痺れて空を見る 空の向こうの諦念の淵に咲く花想像し 花散りゆけば波 波崩れゝば月 月の軌道風の道 押し分けて進めども何も見えず みちみちて返す言葉の希薄さに 薄絹の手触りもおかしくたゞ坂を上がる 坂の途中 雨 雨降れば道潤うかほり かほり立つ季節の中 遠き遠き回廊の影へ帰りたし さんざめく街頭過ぎて呼び止める 止まる思考の裏側に忘れ難き日本塀の街 街過ぎ去りし時 時移ろえばまた逢いし人 人もまた移ろい行けば今日の日もまた夢のごとく ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #詩 #詩作日記 #即興詩 #134 #国道134号線 2