【詩作日記】 「134/ 波間の記憶」
夜の海
ピアノの音が聞こえたら
それはきっと
月の呼びかけ
波枕
たゆたう古き思い出が
次々と目を覚まし
ピアノの調べに応えだす
呼び合って
あちらこちらで輝いて
寄せ返す
声を束ねて
夜の空
波間に揺らぐ記憶たち
次々と揺すり合い
遠い記憶が蘇る
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?