旅日記2024 イタリア6(終)
7/4(木)帰国 ヴェネツィア-カナダ‐DC
ああやっぱり自分ちのベッドはよく眠れるな…と思って目を開けたらまだホテルだった。
今回の旅でお別れしようと思っていたスニーカー、パジャマのパンツ、ファンデーションを迷いに迷ってごみ箱に入れる。今までありがとう。
飛行機はやっぱり遅れる。今回は荷物積み込みのコンベアベルトの不良。
エアカナダでクラマトという飲みものを知る。
DCへの着陸寸前、ワシントンモニュメントやリンカーンメモリアルがぐっと迫って、さほど愛着もなかったのに、わーただいま…!という気持ちになる。遠くで独立記念日の花火が上がっていて、いい日に帰ってこられた。
今回の旅、たまに日本語が聴こえてくることもあったけど、アジア人の旅行者は90%が中国の人という印象だった。観光地や空港の案内板もイタリア語、英語、そして中国語。以前は日本語だったと思う。さびしい。
昔に比べて英語が通じまくり。小さいお店でも若者でもお年寄りでも、こちらがイタリア語拙い人だなと分かると即座に英語に切り替えてくる。まあEU内だって言葉が違うから、共通言語があった方が話が早いよね。乗り換えのモントリオールでは、こちらの反応を見るでもなく必ず英語とフランス語両方で話してくれて、バイリンガル社会すごー、でも2回同じことを言わなくちゃいけないのは伝えられる情報量が減ってしまうのでは、と思ったりもした。
おわりに
夫は次は国境近くの北の方を集中的に見て回りたいと言っている。わたしは相変わらずポンペイを気が済むまで見たいと思っている。5年以内に行きたい。
南ヨーロッパの巨大なドアと中庭が大好きなので、今後ちゃんとコレクションしたいと思う。
子どもたちには今まで旅したところのベスト3を聞いてみたら、1. 日本 2. ハワイ 3. イタリアとのことだった(食べ物限定なら 日本とイタリアがトップ2)
娘は旅行中もグループチャットしまくって、次は一緒に来ようねーと友だちと約束していた。同じ時期にイタリアに来ている子もいたが、その子はコモ湖あたりに優雅に滞在していて、ホテルのジム設備がいまいちとか愚痴っていた。そうだね、友だちと来るとまた違った景色が見えるよ。
息子はほとんど写真を撮らなかった。その代わり去年から「旅のかわいいものリスト」を携帯に作っていて、なにそれエモいと思い頼み込んでシェアしてもらった。きっと息子はそのうち消してしまうだろうけど、わたしはずっと持っているつもり。
今まで旅の記録とかをしたことはなくて、忘れてしまって構わないと思っていたけど、初めて旅行日記を書いてみてとても楽しかった。(もうちょっとボリューム控えめで)またやりたいな。ガイドにはならない個人的な記録ばかりでしたが、お読みいただいた方、ありがとうございました。