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犬のいる暮らしに、ついつい思い出す自らの子育て
いまも絶賛子育て中ですが、すでに娘は小学生。
乳児のころ、どんなに手がかかって大変だったとしても、よく思い出すのは楽しかった思い出ばかり。
大変だった思い出はあまり覚えていません。
実際、喉元すぎると熱さを忘れてしまうのです。
自分の時間がないのはわかっていたけど、寝る時間までないとは思わなかったし、
予定なんてあってないようなもの。
突発的な発熱、突発的な予定変更は日常茶飯事。
子育て中って、周囲の協力ありきの毎日。
乳児を育てる母として、しなやかに周囲の厚意に甘えながら生きるというすべを身につけざるをえません。
それが私にとって今までできなかった課題でもあり、母として成長できた点でした。
さて、いま手元に3ヶ月の豆柴を迎えました。
それまでの日常がひっくり返るくらいの、非日常のスタートです。
ですが、それはかつて乳児を育てていた頃の生活とだいぶ似ているのです。
いぬが健康にすごしているか、心配する毎日。
トイレの心配がつきず、夜中の12時過ぎに起こされるところも一緒。
いぬの言い分がわからず、しぐさや体調を注意深く観察する毎日。
しんぼう強くしつけること。
失敗しても叱らず、偶然でもうまくできたらベタぼめ。
朝活時間がなくなるところまで一緒でした。
とはいえ、自分の時間も大切に。
そのへんはうまく協力して乗り切るのみです。
いまは家族みんなでそろってお世話しているので、気持ちは楽です。みんなでお世話できるって、いいことよね。
娘はハウスの水交換を担当。いろいろ自発的にお手伝いしてくれます。私の手も空くし、気分的にもありがたい。
「わんこはね、お世話してくれた人になつくんだよ~」って言うと、娘も嬉しそうです。
私は私で、娘がわんこの世話をして喜んでいるところを見られれば、それだけで十分しあわせなのです。