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友人への取材体験を通して感じたこと

ゼミの課題で、友人にインタビューを行う機会がありました。
これまでゼミ生同士で取材を行っていたので、お互い気軽に話ができていたように思います。ですが、今回友人への取材はガチで初体験。

同じ職業でもある旧友に対し、興味深い話を聞けることを楽しみに。質問項目は5つ用意しました。取材が始まると、私の緊張がしだいに高まります。簡単に趣旨を説明し、録音を開始した途端にガチガチになるのが分かりました。

私が質問し、友人が答える形で取材は進みます。
相づちを打ち、さらに質問を重ねます。想定していた流れとは異なり、友人が慎重に言葉を選んで話していることが分かると、さらに緊張。

気になる回答をメモして、さらにくわしく質問を続けます。同じ職業とはいえ、私には理解の及ばない専門用語も多くありました。それを確認すると、友人は最新の情報を教えてくれます。貴重な時間を割いてくれたうえ、お話を聞かせてくれる友人には感謝の気持ちしかありません。

さらに私が質問を重ねると、友人が沈黙する場面がありました。正直、私はその沈黙が怖かったです。質問を重ねたい衝動を抑えて、じっと待ちました。

これまで友人と会話する中で、こんなに長い沈黙があっただろうか。いや。ないからこそ、沈黙する時間に緊張感が走りました。

友人の回答はとても考え深く、「考えながら話すことで、自分がこんなこと思っていたんだと気づくことができた」と言ってくれました。その言葉が聞けて、とても嬉しかったです。

時間を割いて、誠意を持って回答してくれた友人の思いに応えたいと思いました。終わってみれば、聞き足りなかったことばかり。悔しい反面、ここは場数をこなして精進するしかないと思いを新たにしました。

友人から預かった言葉を、正確でキレイな日本語に翻訳して読む人に届けたいと思います。


※ タイトル画像は「pasteltime」さんにお借りしました。ありがとうございました!

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