書き初め練習につきあった日
小学生の娘の話です。
冬休みになると、書き初めの宿題がでます。
何度もお習字の練習してから、席書会本番に臨みます。
娘は思いのほかツボにはまった様子で、飽きることなく書き続けています。
しまいには半紙がなくなって、新聞紙に書き始める始末。
今まで、子どもは『練習用』の墨汁を使っていました。水で洗うと落ちるタイプ。
少し薄くてにじみやすい感じかな?
せっかくなので、なくなったタイミングで通常の墨汁を購入しました。
すると書きやすいのなんの。
道具一つでここまで変わるなんてびっくり。
美しい文字を書き上げたいと思うのですが、なかなかうまくいきません。
四文字あると、そのうち一文字くらいは期待どおりではない仕上がり汗
四文字とも上手く書き上げるほうが奇跡です。
「書道家になるんだ」と小学生の娘は張り切っています。
道具のおかげで急に上達した(気がする)ので、娘のモチベーションは高め。
書道家のYouTube動画に相当な影響を受けています。
書道家が着物姿でゆっくり筆を運ぶ姿は、ほんとに日本の美そのもの。
ライブで半紙の上に美しい文字を書き上げていく様子に、感心するばかり。
さいごは拍手です。
さて冬休み明け。
練習の成果を発揮すべく、体育館で席書会が行われました。
暖房なし。そうとうな底冷えが予想されるので、完全防寒態勢で筆を運びます。
学校に張り出されていた作品は、席書会で書かれたものばかり。
どの作品も元気はつらつと、丁寧に書かれていました。
ちなみに書き上げた作品は「新しい風」!
今年も私たちのもとに新しい風が吹きますように!
願ってやみません。