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子育て中も楽しむ!美術鑑賞

こんばんは。美術鑑賞が趣味の方も、小さいお子さんがいると気兼ねしてなかなかいけないもの。

しかし、美術鑑賞は一期一会。

ずっと大好きだった作品が来日しているとき、好きな画家が回顧展を開いているとき、どうしても見ておきたくなります。次の機会に…と言っている間に、美術展は閉幕してしまうもの。

ですので、私自身が子育て中にどのように美術鑑賞を楽しんだか、簡単にまとめたいと思います。

1 赤ちゃんのころ

子どもが赤ちゃんのときから、美術館通いをしていました。基本預けていくのですが、どうしても都合がつかず、赤ちゃん連れになる場合もあります。赤ちゃんを連れて行く場合は、基本抱っこです。

午前中は公園で身体を動かしておき、子どもが昼寝する時間に合わせて来館。うとうとし始めたころに入場しました。眠りが深くなれば、一回も目覚めずに鑑賞できます。

それでも気兼ねするので、列の後ろの方から鑑賞しました。もし目覚めて声を出しそうになったら、一旦退室します。事情を話せば再入場させてくれますが、後半は早々に切り上げました。

10キロ近い子どもを抱っこしたままの美術鑑賞、思ったより体力勝負。
荷物も多く、足も腰もパンパンになりました。

それでも大好きなアートに出会えて、嬉しかった気持ちがまさります。
リフレッシュでき、次の日からまた新鮮な気持ちで子育てすることができました。

2 幼児のころ

歩きまわる時期の場合は、基本的に預けていきます。
抱っこは無理ですし、どうしても歩きまわって目が離せません。

ただ子どもむけの展示の場合、子どもの関心の高い作品展の場合は連れていきました。ルールとマナーを守らせる練習にもなります。

草間彌生さん大好きなので、連れて行ったときは親子そろって大興奮で、いい思い出です。写真撮影OKだとなおさらです。

3 小学生のとき

小学生になると、目が届くところでマイペースに鑑賞できるようになります。

子どもむけのパンフレット(キッズガイド)を用意しているときは、それを片手に美術鑑賞します。キッズガイドはていねいな作りでして、大人が読んでも感激します。

画中の犬や猫を探したり、自分なりに好きな作品を見つけてきたりします。
宗教画の場合はエンジェル探し、風俗画の場合は赤ちゃん探ししていました。どんな絵が一番好きか、感想を聞くのもおもしろいです。

売店での買い物も楽しみ。
大好きな絵が絵はがきになっているか否か、十分盛り上がります。

まとめ

心のよりどころになるアートとの出会い。
子育て中でも、美術館通いをあきらめてほしくありません。たとえ気兼ねして短い時間で終わってしまっても、名画に出会えたよろこびはかけがえもありません。

たとえ一緒でなくても、帰宅後に一緒にパンフレットをながめる時間は宝物です。大人も子どもも、美術鑑賞を通して楽しい時間が過ごせることを、祈るばかりです。

2022-04-28 石川 恵里紗


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