【一日一文】ル・コルジュジエ「色彩とは、生命のしるしである」
10月6日。
フランスの建築家ル・コルビュジエの「伽藍が白かったとき」より、一文をご紹介します。
「色彩とは、生命のしるしである」と断言しています。
色彩に対する記述がみずみずしく、心あらわれる読後感でした。
空の青さも、咲く花の鮮やかさも、四季を経て色彩が移りゆくさまも、すべては「生命」が宿った証なのです。
さらに「くすんだ協和音」への賛歌もつづられていました。身の回りへのあたたかい目線、色彩に対する感性の高さに、ただ敬服するのです。
ル・コルビュジエは、近代建築