21世紀のオルガン・ジャズ入門 with Playlist
オルガンジャズは80-90年代にイギリスでのジャズ・ダンス系のムーブメントでグルーヴィーなソウルジャズのひとつとして、またはヒップホップのサンプリングソースとしても再評価されたが、実はジャズの文脈でも少しずつ進化している。
その辺りは『Jazz The New Chapter 4』という本でもやったのだが、その後、コリー・ヘンリーがどんどんすごいことになっていたり、デルヴォン・ラマーみたいな人が出てきたりで面白くなってきたので、ここらで一度簡単に入門編をまとめておこうと思う。
以下、21世紀のオルガン・ジャズをあつめたプレイリスト。
20世紀の名盤は各自調べて聴いてみてください。
個人的にはピーター・バラカン選曲のコンピレーション『Soul Fingers』や90年代に出た名コンピレーション『So Blue, So Funky』がおすすめです。
以下、ここから本題です。
ここから先は
5,811字
/
2画像
この記事のみ
¥
300
面白かったら投げ銭をいただけるとうれしいです。