#ロック
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interview Aaron Parks Little Big 2019:6年の構想を経てリリースした『Little Big』のこと
2019年の10月、アーロン・パークスが自身のプロジェクト「リトル・ビッグ」名義で来日し、コットンクラブでライブを行った。 2008年に名盤『Invisible Cinema』をリリースした後、ECMと契約し、ソロピアノの『Arborescence』とピアノトリオの『Find The Way』を発表した。『Invisible Cinema』にはハイブリッドな要素もあり、その後のシーンにも影響を与えた傑作だったが、そこから自身の名義ではピアニストとしての活動に軸足を置いていた
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interview Taylor Eigsti:『Daylight At Midnight』からグラミー受賞、『Plot Armor』まで
21世紀以降のジャズを振り返って、特に印象的なアルバムをリストアップしていくとしたらテイラー・アイグスティ『Daylight At Midnight』は必ず入るだろう。 ルーファス・ウェインライト、ニック・ドレイク、エリオット・スミス、イモジェン・ヒープ、コールドプレイ、ミュートマスのカヴァーを含むこのアルバムにはジャズがより自由になり、どんどんハイブリッドになっていった2010年代のムードが完ぺきに収められている。ブラッド・メルドーがレディオヘッドやニック・ドレイクをピア
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interview Antonio Sanchez:"Shift"で示したプロデューサーとしての進化とメキシコ人としてのルーツ
アントニオ・サンチェスといえば、2010年代以降のパット・メセニーの音楽に欠かせないパットの音楽の最重要パーツのひとつであり、世界最高のジャズ・ドラマーのひとり。 そんなアントニオは映画『Birdman』の音楽を担当し、そこから徐々に音楽性が変わってきた。 ドラムだけで様々なシーンの感情や意味を表現した前代未聞のサウンドトラックだった『Birdman』での作業はアントニオ・サンチェスに作品を作りこむことの魅力を発見させることになった。その結果、ひとりで多重録音と編集を駆使
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interview Michelle Willis:『Just One Voice』からクワイア、カナダ由来の影響まで
スナーキー・パピーのマイケル・リーグが主催するレーベル GroundUP Musicの中で最も飛躍したひとりが、シンガー・ソング・ライターのミシェル・ウィリスだろう。 ソロアルバムのリリースから、スナーキー・パピーとのコラボを経て、デヴィッド・クロスビーがSky TrailsやLighthouseなど、あらゆるプロジェクトで起用していて、今やクロスビーの活動のキーマンになっている。その鍵盤と声を駆使した刺激的なハーモニーは輝きを増している近年のクロスビーの音楽に欠かせない要
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interview Nate Mercereau - Joy Techniques - ネイト・マーセロー:ギター・シンセサイザー GR-300を使って突き進もうと思った
Shawn MendesやLizzoの楽曲を手がけるプロデューサーであり、シーラEのバンドに長い間在籍していたギタリストでもあるネイト・マーセローという人を僕はこのアルバムで初めて知った。LAを拠点にしている彼はジェネイ・アイコやライ、レオン・ブリッジズなどとも仕事をしていて、ジャズのシーンというよりは、ポップ・ミュージックの世界の売れっ子と言った感じだが、彼のデビューアルバム『Joy Techniques』はそのイメージを全く感じさせないエクスペリメンタルなサウンドだ。