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世界を旅するように暮らしたい【前編】世界の中で自分と出会う
noteをはじめてから数年経っていますが、あらためて自己紹介のようなものを書いてみようと思います。
仙台生まれ、高校卒業後に地元を離れ、京都で過ごした学生時代。就職したのは東京にある会社だったけど、東京~大阪を行き来する仕事。国際結婚してからは川崎、横浜で暮らした後、2年間のタイ生活、憧れの湘南生活、その後、千葉。
若いころから外国語を勉強したり、旅行したりすることは好きだったけど、やたら引っ越しの多い人生になっているのは、自分の意志でというよりも、そういう流れが多かったってこと。
親戚がお寺、保育園はキリスト教、大学は仏教系。10年以上ヨガを続けていて、インドにも行ったし、都内にあるインドのお寺に何年も通ってましたが、その後、イスラム世界に出会い、ムスリマに。
日本生まれ、日本育ちの日本人ですが、自分自身の中にいろんな要素があって、いろんなカルチャーが融合した「わたし」ができあがっている。
ある人から見たら、よくわからない人って思われるかもしれないけれど、そういう私ができあがるまでの経緯というか、人生の旅を体験してきた「わたし」にとってはごく自然なこと。
こういう多文化な「わたし」ができあがることになった最初のきっかけは、高校生活。第一志望の公立校に合格できず、すべりどめで合格した私立高校の外国語コースに通うことになったこと。
当時の私は特に英語好きだったわけでもなければ、海外にも興味がなく、本当にたまたま通うことになった外国語コースで、英検の勉強に励むクラスメイトを横目に、やたらと多い英語の授業になんとなく取り組んでいる日々でした。
まだバブルの名残がある時代の有名私立高校の外国語コース。本格的な留学クラスもあれば、短期間の語学研修もあったし、修学旅行はイタリア。
両親が別居してて、決して裕福な家庭じゃなかったけれど、イギリスへの語学研修やイタリアへの修学旅行に行かせてくれた親のおかげで、私の人生の方向性がより明確になり始めたのかもしれません。
高校2年の夏、イギリスのオックスフォードで約1ヵ月間の語学研修。イギリス人家族のお家でのホームステイを体験。その冬、今度はクリスマス前のイタリアへの修学旅行。
小さいころからなぜか憧れていたイギリス。まったく未知の世界だったイタリア。わたし的にはイタリア語がとても響いて、その後イタリア語を独学で勉強し、初めての海外ひとり旅はイタリアでした。
ちょうど同じくらいの時期に、自分の今後の人生について考え始めたり、自分のアイデンティティについて考えるようになったわたし。
手作りやアートに興味があり、何かものをつくる仕事をしたいなと思うようになりました。服飾関係を学べる大学も考えましたが、まずは自分自身のアイデンティティ、自分らしさ、自分が表現していきたいものを見つけるため、京都にある大学に通うことにしました。
日本生まれ、日本育ちの日本人だったけれど、家庭環境とかふだんの生活の中で「日本らしさ」みたいなものをあまり感じることのない生活をしてきたので、京都に行けば、そういうものに出会えるような気がしたのです。
そのひらめきに従って、地元仙台を離れ、京都で暮らした5年半の学生生活。仏教系大学の国際文化学科でチベット文化を学び、興味のある外国語を学び、海外旅行に行き、アートやファッションの勉強する、最高の学生時代を過ごすことができました。
当時を振り返ると、そんな最高の学生時代を過ごせただけでも、わたしの人生ってとっても恵まれてるし、ありがたいなあと感じます。
ま、その時期は、わたしの人生の中でいちばんしあわせだった時期のひとつであって、いい時期もあれば、そうじゃない時期もあるのが人生なのですが。
今回のテーマ、長くなりそうなので、つづきはまた次回に繰り越すことにしますね。
※追記した【後編】はこちら↓
最近書いた記事の中で、なぜか読んでくださっている方が多いこちら↓の記事。イスラム世界って、日本人にとってはなじみの薄いカルチャーだと思ってたんですけど、流行中なのかな???
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