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山口県長門に移住する(33):萩に遊ぶ

昨日は、萩の法務局に行って、
解体した家屋の滅失登記をした。

そういう手続きがあることさえ、知らなかった。

必要な書類を揃えて、印鑑を持って。
不備はないはずだったけど、
窓口では、ドキドキした。

10分ほどで、目出度く手続き完了!

その後は、一日萩で遊んで帰った。

まず、浜崎の伝統建築物エリアを歩く。

「船倉が開いているから、見ていらっしゃい」
と、親切に教えて下さった方がいたので、
覗いて見る。石と木だけでつくられた
天井の高い、大きな空間。

ここに来ると、いつも司馬遼太郎の
「世に棲む日日」を思い出す。
吉田松陰や高杉晋作、
若かりし、伊藤博文や井上馨も
この辺りを歩いたのだろう。

「おもしろきこともなき世をおもしろく
住みなすものは 心なりけり」

下の句が説教くさいけど、
この高杉晋作の辞世の句が好きだ。

人生、面白くてナンボ、だ。
(私、関西人です(^◇^;)

昔懐かしいたたずまいの
「お菓子処 乙丸商店」の店先で、
「泡雪」を頂く。

丸いメレンゲの泡雪の真ん中に
粒餡がのぞく涼やかな和菓子。

お土産に持って帰りたかったけど、
防腐剤が入っていないし、
保冷剤だけでは傷んでしまう、
と店主のご婦人が切に仰るので、
お店で頂く事になった。

ご婦人は、三代目店主、菓子匠。
頂いた泡雪はお祖母様のオリジナルだそう。

丁寧につくられたお菓子は、
全て、一つ100円。税込み。

その後、「さるのこしかけ」で、
天ぷら蕎麦をいただき、
長屋門珈琲でお茶。

締めくくりは、萩本陣の日帰り浴。
緑豊かな山を背景にした露天風呂に、
サウナ、内庭の立ち湯、足湯、半露天風呂。
大きな窓辺にある大浴場の内湯もいい。

回廊に並んだお風呂をグルグル回る。
優しいお湯が気持ちいい。
お値段も優しくて、
13時から15時に入れば、1100円!

湯本から車で30分。
近場で、こんなに贅沢に、手頃に遊べる。
「旅行に行く気がしないよね〜」、
と、車で萩に連れて行ってくれた
移住仲間と頷きあった。

(冒頭の写真は、私が暮らすシェアハウス、みかん荘の夏みかんの木。山口県のガードレールは、夏みかん色に塗られています。オモシロイ!)

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