無料PnP「ウェルカム・トゥ」Quack拡張のルール&レビュー
どうもエレクリのNewonです。
みなさん「ウェルカム・トゥ」好きですか?
私は大好きです。
好きすぎてエレクリメンバーのVolk(紙ペンゲームが大好物)の家に送り付けました。
そんな「ウェルカム・トゥ」には多くの拡張があります。
日本語化されているものはなんと6種類!
今回はそんな「ウェルカム・トゥ」の拡張でも日本語化されていない「Quack」拡張について、レビューとルール解説していきたいと思います。
概要
「Quack」は“クアック”という発音です。
これはアヒルの鳴き声であり、今回の拡張はずばり「アヒル」拡張です。
(クアックサルバーは面白いけど関係ないよ)
「プレイヤーは迷子のアヒルを見つけて親元に帰そう」というものが今回のテーマです。
コンポーネント
この拡張はPnP(プリントアンドプレイ)で実物販売はされていません。
そして、なんと公式が無料で配布しています。
太っ腹ァ!
英語版とスペイン語版のPDFダウンロードはこちら
拡張なので基本セットはしっかりと買って用意しておきましょう。
ルール
追加ルール
アヒルの上下または左右に数字を入れると、即座に挟まれているアヒルを丸で囲む。
アヒルは黒と黄色の2家族いるが、それぞれが得点化される。
得点化されるタイミングは計3回。
1つ目の色のアヒルをすべて丸で囲んだプレイヤーが現れたラウンド終了時。
すべてのプレイヤーは対応する色のアヒルで、丸で囲み親とつながっているアヒル1匹につき1点獲得。2つ目の色のアヒルをすべて丸で囲んだプレイヤーが現れたラウンド終了時。
1と同様に処理。すべてのアヒルを丸で囲んだプレイヤーが現れたラウンド終了時。
丸で囲み、親とつながっているすべてのアヒル1匹につき1点。
これ以降はアヒルを丸で囲むことはできなくなる。
親とつながっているアヒルは、下の図の方向で丸で囲んだアヒルが連続している分である。
親に1番近いアヒルを丸で囲っていないと0点になるので注意
都市計画カード
追加される都市計画カードは3枚
左から
通りと通りの間(道路)にいるアヒル5匹すべてを丸で囲む
2本の通りにいるアヒルすべてを丸で囲む
黄色と黒色のアヒルそれぞれ5匹を丸で囲む
No3の都市計画は上記3枚からランダムに1枚選びます。
ソロルール
クラシックソロルール
基本セットのルールブックに掲載されている「クラシックソロルール」に準拠。
子供アヒルの得点化については上記の1から3と同様。
ただし、ソロカードを引いたときに対戦相手がすべてのアヒルを丸で囲んだという想定で、行われていない1から3の得点化が即座に行われる。
ニューソロルール
「Welcome to…拡張1 イースター&核戦争」に収録されている「ニューソロルール」に準拠。
ソロカードが引かれたラウンド終了時、都市計画カードを達成の面を表にし、以下の処理をする。
No1 黄色の子供アヒルの得点化
No2 黒色の子供アヒルの得点化
No3 特になし
AAA建築家のアヒルの得点化は、AAA建築家が獲得した工事カード2枚につき1点となる。
感想
単純に得点が増える系の拡張。
得点は早い者勝ちみたいなところがあるが、それぞれの色のアヒルで2回得点の機会があるため、出遅れた人でも十分リカバリー可能。
また、親と繋がっていないと得点にならないという点はゲームプレイの方向性に縛りをつける良い塩梅。
都市計画とアヒルの点数化はどちらも早い者勝ちなため、どちらに重きを置くかが勝利のカギとなりそう。
そこまで難しくない拡張なので基本ゲームの次にやる拡張としてもお勧めです。
公式が無料で配布している拡張なので、基本セットを持っている人はぜひ!