5/3 不安を作り出す
今日の出来事
幼少期に、母との関係性の間で
自分が作った不安をひとつ、
明らかにした。
今日思ったこと
きっかけは、
ひとのことアカデミー《専修BIZ》を
受けたこと。
自分にある『不安』の
中身を明らかにしてみようという
話を聴いて、
不安を明らかにすることで、
自分の叶えたいことを叶えるための
時間を増やそうと思い、
やってみようと思った。
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幼稚園に行く朝のこと。
私は朝ご飯を食べ終わって、
制服も着替えていた。
その日は冬の日の朝で、
部屋にあったこたつの
暖かさがとても気持ちよかった
ので、こたつの中に身体ごと
入って『あー、幸せ〜』と
ひとりごとをつぶやきながら
ゆっくりしていた。
すると、母親がこたつ布団を
ガバっとあけて
『あんた何グズグズしてるん?!
サッサとしなさい!!』と
私に怒った。
そのときの表情をみて、わたしは
とても恐いと感じた。
わたしはその日の朝、
こたつの中でもっとゆっくり、
ダラダラ過ごしたかったが、
その母の様子を見て、
慌ててすぐにこたつを出て、
幼稚園に行くことにした。
・ダラダラする自分はダメ。
・幼稚園に遅刻するのは悪いこと。
・母親を怒らせた。なんてダメな自分。
・怒られたわたしは悪い子。
・自分の欲求があるのは、我儘で
悪いことだ。
・親の機嫌を損なわない欲求は
いいことで、親の機嫌を損なう欲求は
悪いこと。
いいこと=愛される
悪いこと=拒絶される
というジャッジや思い込みを
せっせと作っていった。
また、私が幼稚園に
すんなり行く日は、
母親は機嫌が良かった。
だから私は、体調不良の時
以外は、文句なく幼稚園に
通っていた。
"今日の自分がどうしたいか"
と自分に問うよりも、
『幼稚園に休まずに行く
いい自分』で居たいと
思っていた。
それで大好きな親が喜ぶなら、
それはとても嬉しいことだった。
母はおそらく、私が幼稚園に
行った後は自分1人の時間で、
それを
とてもたのしみにしていたのでは
ないかと思った。
今日の感情%
過去の出来事を細かく
思い出そうとする時に、
くるしさとこわさを感じた。
やりたくない、と思った。
何故なら、
自分が明らかになると、
今までの自分の振る舞いが
恥ずかしいものになる、
人から馬鹿にされていたのでは、
人から実は嫌われていたのでは、
と思って、
もしそうだったらそれが嫌だった。
だけど、いざ思い出してみると、
自分がただ、母親に好かれたくて、
笑ってほしくて、
母にとっての『いい子』に振る舞う
ことを選んでいたんだな。
その時の未熟なわたしは、
人を愛する方法や、
人から愛される方法として、
それしかやり方を知らなかった。
そして、その方法を、母以外の
他の人との関係性に於いても
愛し愛される方法として
採用しているのだな。
と思うと、すっきりした。
『今日のわたしは、どうしたいの?』
と
自分に問うていくこと、
そして眼の前の相手に
わたしはどうしたいか、を
伝えること。
まずはここから。
まだ、
私がどうしたいかを言うと
拒絶されるのではないか
見捨てられるのではないか
という不安も感じる。
もしそうなったら、それは嫌だ、
と思う自分もいる。
だけど、相手がどう感じ、
どう思うかは自由じゃないか。
『私はどうしたいか』を
伝えて、それが一旦叶うならば
相手が何をどう言おうが言うまいが
私は受け入れることが出来る。
40歳の今から始められるのは、
幸せなことだな、とじんわり感じた。
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