年越しインド#0_旅の輪郭
ひょんなことから2022-23の年末年始をインドで過ごすことになった。
旅の仲間は私と同僚のM、そしてMの旧知の友人でデリーの大学にて教鞭を執る70代のイギリス人J。若くもない30前後のアジア女二人と白人おじいちゃん一人、というちぐはぐな三人組。傍目には説明が付かなすぎる自分達をいつしか”Troupe(興行の一団)” と称して楽しんでいた。
インド国内での諸々のアレンジはJが全てやってくれて、行く先々でも彼の知人に案内を頼めることとなり、ほぼ計画にノータッチのふわふわした心持ちで成田に向かった。まぁ計画したところで思うようにはいかないのだからノープロブレム。
事前に知らされていた旅の概要は以下の通り
ホストと一緒に車で移動することが多く自由に散策しづらい一方、郊外の小さな街や山間の村などバックパッカーではなかなか行かないエリアにも足を運べた。
また美術や民芸に関心があるMに導かれて日中はギャラリーや博物館を中心に回ったりして、普段使わない感覚を働かせた。
旅先では食事以外の時間を持て余しがちなので、その点に於いてもいい旅の友を得てありがたい。
ときにはちがう草鞋で旅するのも良い。
住宅地の一画、地下室にあるアートギャラリー。家主の資産家(?)の方が収集したコレクションを購入できる。店舗だとお値打ち品あり。
帰国後の後追い記録の形になるので臨場感には欠けるが、今回の旅をトピックや地域ごとにまとめておきたいと思っている。行く先々で習ったレシピも載せる予定。