だが、情熱はある。
前書き
人付き合いが極端に苦手です。
数年前、もう吹っ切れて、人間関係をリセットしました。
それでもやはり、「再開する機会」というのはあるもので、その時の気持ちを書いてみました。
いつの間にか、少しは「付き合い」のできるオジサンになったようです。だが、情熱はある。
高校バスケ部が、第一シードを破るジャイアント・キリングを起こし、見事地区を2位で通過、県大会に出場した。
僕は中学の顧問だが、教え子の活躍はやっぱり見たいので、久々に県大会に行ってきた。5年ぶりである。
実は、行こうか迷っていた。試合とは別のところで、不安な要素があったのだ。
話は変わるが、今頃になってTVerのアプリの使い方を覚え、今クールに追いかけているドラマが1つだけある。
表題の「だが、情熱はある」という作品だ。(※執筆当時は2023年)
これは伝説のユニット「たりないふたり」の若林正恭(オードリー)と山里亮太(南海キャンディーズ)の物語である。
もちろん、友情物語でもなければ、サクセスストーリーでもない。もがき、乗り越え、溺れ、育つ話である。
内面をこじらせにこじらせぬいた2人の物語に惹かれてしまうのだ。
なんでオレは、若林とか山ちゃんとか、太宰とかエレカシとか村上春樹とか、銀杏BOYZとか尾崎豊とかクリープハイプとか、こじらせているヤツにばかりハマるんだろう。
何というか、そういう星に生まれてしまったらしい。
「向こう側」を見ていると、改めて思う。
彼の相方の春日のようになれれば、人生は「勝ち」なのだ。
等身大の自分が、等倍に評価して、受け入れる。
これさえできれば、年収が低くても、モテなくても、勉強が出来なくてもきっと人生はバラ色だ。
飲み会も楽しめるし、「人脈」も作れる。僕が人生でベスト3に入るくらいの衝撃を受けた若林のエッセイにも、そんなことが書いてあった気がする。
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