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記事一覧

アイスクリームフィーバーをみたよ!

アクセサリーをつけたいな、ほしいな、と思っている。 ここ最近、もうずっとそう思っているのだけれど、私はアクセサリーをあまりもってないし、アクセサリーをつける文化も上手に獲得できなかったので、どんなものをつけたいいのか全然わからない。買いに行っても、なにが似合うのか、なにが好きなのかもぜんぜんわからない。 自分に似合うアクセサリーがわかればいいのになと思う。でも、そういうのはきっと、自分で試して、これが似合うとか、似合わないけど好きだとか、やってみて見つけていくものなのだろ

エヴァンゲリオンが終わった世界にやってきてしまったのでもうこれからは

永久に延期を願っていたエヴァンゲリオンがどうやら今度は本当に公開するらしいということに私が気がついたのは、初日のチケットが発売されたときだった。つまり三日前だか、四日前だか、そう、もうなにも覚えていないが。 これは前々から分かっていたことでもともと2020年が終わればもう私には希望がないのであった。一生エヴァの新作を待ち続ける身でいたかったが、それも叶わぬ夢だったのだ。一体これから夜寝る前に「このまま寝ている間に死ぬのかもしれない」という恐怖に襲われたとき、どうやって時間を

私の大好きな百合漫画を紹介するよ!

はじめに 今日がいつなのかいつまでも覚えられないのでいつのことか忘れてしまったが、きっと去年のいつごろか、私はある記事を読んだ。  そうして気が付いた。私は百合が好きなのだと。正しく言えば、百合が好きだと言ってもいいのだと思ったのだ。  この記事を読んだあとによくよく考えてみたら、私が今まで書いてきたものはほとんど百合だったのだ。これもまた正しく言えば、百合と言ってもいいのだ、と思った。  もちろん、カテゴリーしてしまうことで失われる情緒というものもあるだろうけれど、そ

『熊本くんの本棚』書籍版を読んだよ

 どやってトップ画を自分で撮ってみたけれど、サイズを間違えて妙な具合になってしまったよ。こんばんわ。みんな元気かな? 元気だといいな。  さて、先日カクヨムコン4のキャラクター文芸の大賞を取ったキタハラさんの『熊本くんの本棚』が発売されたよ。買ったよ。本棚に並んでいるのを見た時、なんだか得も言われぬ感覚に陥りました。エモってこういうこと?  そうかもしれない。  私もカクヨムコンの4に参加していたのですが、キタハラさんとカクヨムというのは、私の中ではなかなか切っても切り

『象は静かに座っている』を見たよ。

 見たくて見に行って見た。なんでそんな当たり前のことを文章にしたかというと、なんだかそれが重要なことのように思ったから。  見たくて見に行って見た。  『悲情城市』がめっちゃ良かった、と話したら職場の映画人が、じゃあこれを見に行ってみては? と勧めてきて、その人が仕事中に映画のページを開くので「仕事をしろよ!」と思ってから「マジで好きそう」と思って「別にあんたに言われたから見に行くんじゃないんだからね!」と思った。  今回の記事は短めに終わりにするつもり。まだまだ全然血

『Diner ダイナー』を見たよ。

 見た。見たんだ。  どれくらい軽い気持ちで見に行ったかというと、入谷の朝顔市に友人と行って、なんかお洒落な小さい映画館でなんかお洒落な映画を見たいねぇ、という話をしていて気が付いたらTOHOシネマズにいた。くらいの気軽さだ。席が空いてなかったので縦に並んで見た。TOHOシネマズはいつでも私たちの味方だ。  もちろん、その日でなくても見ただろう。   というより本当は初日に喜び勇んで見に行くつもりだったのだ。気圧にやられてその日は布団の上でせんべいのものまねをしていたので

『バジュランギおじさんと、小さな迷子』を見たよ。

 大分前に書いていたものを途中にしてあった。以下途中まで少し前に書いたもの。  今日も映画の時間を間違えて覚えていた。その前もその前も間違えて覚えていたのだ。でも、一体どの部分で間違えるのだろう。  そもそも見間違えているのか、見たものを体に取り込む過程で入れ違ってしまうのか、上手く取り込んだものを取り出すときに間違えているのか。  そんなのは分りっこないので考えるのはやめにする。  なんの情報も仕入れず『バジュランギおじさんと、小さな迷子』を見た。なんの情報も、とい

『君の名前で僕を呼んで』を見たよ。

 ほとんど一度も心の動きが分からなかった。こんな映画は初めて見たような気がする。  これは一体どういうことなのだろうか。もしかしたら体調のせいかもしれない。感情移入が主食の人間なので、ちょっとびっくりしたのである。  本と映画とパンのお店(本と映画とパンのお店!)シネコヤさんはいつも素敵な映画をやっている。そもそも私は素敵な映画を素敵な映画とぱっと見で判断出来るほど映画を見てはいないのだけれど、初見でわー素敵ねえ! となる映画を沢山やっている。  ぜひみんなシネコヤさん

『空ばかり見ていた』【もぐもぐ篇】

 ずっと咀嚼している。  岩松さんの書く物は難解だと言われているということを最近知って、知った瞬間に確かに「難解」かもー! と思い、その概念を借りパクしてもう血と肉になりました。それまで好きだということ以外なにも考えたことがなかったんですが。  それも前述した理由に対する態度が関係していると思います。あ、前回を読んで頂いている前提でお話しますがすみません。  理由を表明しない。出来ない。したくない。そういう人たちが沢山出てきて、互いに「え? 何? お前今なんて言ったの?

『空ばかり見ていた』を観てきたよ。【愛してる篇】

 突然ですが、私は17歳の冬に部室の中で物心がつきました。  どうか詩的な表現だと思わないで欲しいのだけれど、この物言いだとなかなか難しいかもしれない。でも実際そうだったから。  いや、実際には、というより本当は、あれは16歳の冬のことだったのだ。ということが最近発覚した。数字をうまく認識できない人間なので、たぶん高校一年生の冬が何歳だったのかを最初に計算するときに間違えたのだと思う。もしくは希望的観測でものを言う悪癖によって間違えたのかも。  つまり、17歳の冬に物心