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どんな旅人になりたいのか?🌍✨

小学生のころ、私は毎週日曜日の朝、テレビの前で「兼高かおるの世界の旅」に夢中になっていました。
彼女のナレーション、そしてブラウン管に映し出される美しい映像に、子どもながらに心を奪われていました。
「あたくしは」と上品に語り、「ホホホ」と優雅に笑うその姿は、私にとって遠い憧れでありました。
品のある佇まい、旅先での知識の深さ――兼高かおるさんは私の中で「旅人」の原型です。

その憧れはやがて向田邦子さんへと移っていきました。
テレビドラマ脚本家としても、小説家としても、彼女は私に多大な影響を与えてくれました。
「阿修羅のごとく」「寺内貫太郎一家」「あ・うん」などの作品は、今も色あせることなく私の心に残っています。
そして彼女のエッセイや小説を読むたび、私も「こんな文章を書きたい」「こんな視点で世界を見たい」と思うのです。
向田さんがアフリカへ旅した話や、彼女の丁寧で濃密な言葉の選び方から学ぶことは多いです。

そして近年、私が強く影響を受けているのが 高城剛 さんです。
彼の著書や情報からは、旅のテクニックだけでなく、健康や生き方に関するハックもたくさん学びました。
特に「Life Packing 60」は、旅人に必要なガジェットやツールが緻密に紹介されており、軽くて機能的な持ち物への考え方を教えてくれます。
彼のように、旅を通じてライフスタイルそのものを変えていく感覚には、大きな共感を覚えます。


私の旅人としての目指す姿 🎒✨

これら3人から影響を受けた私の目指す旅人像は、「兼高かおるの品」「向田邦子の視点」「高城剛の実用性」を持ち合わせた存在です。そして、そこに自分らしい「藤子イズム」を加えたいと思っています。

  • 品を忘れない
    旅人だからといって身なりに無頓着ではいたくありません。軽くて機能的な装備を選びながらも、おしゃれや身だしなみには気を遣います。小さなポーチに入るミニマルな化粧品や、シワになりにくい服など、工夫しながら楽しむのが私のスタイルです。

  • 深く見る視点を大切に
    旅先での何気ない風景や人々の営みの中に、その土地ならではの物語や文化を感じ取ることを大切にしています。向田邦子さんのように、短い一文にその場の情景や感情を凝縮できるような視点を持ちたいと思っています。

  • 機能性を追求する
    旅の荷物は軽く、小さく、そして便利なものを選ぶことが信条です。それは登山や防災グッズの考え方にも通じるものがあると感じています。旅は軽やかに、でも中身は充実させたいのです。


旅を通じて、自分自身のスタイルを確立していきたい。
それは旅先で感じたこと、学んだことを取り入れながら、少しずつ形作られていくものだと思います。
私の旅人としての道はまだ発展途上ですが、この道のりそのものを楽しみながら「私らしい旅人像」を築いていきたいと思っています。

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