恥をかける人@100日目

特に仕事の場で、恥をかくような場面に出くわすことが多い。
自分が知らないことを聞かれるときも、みんなの前で何か発表をするときも、後輩を営業同行につれていくときも、僕は脇汗をびっちょりかく。

この本に書かれていたように、人はどんな立場になっても恥をかく。
緊張とはまた違った感情で、「恥」という感情に慣れることはないんだろうなとも感じる。ただ、こんな自分で恥をかくということと、恥をかいた先に得られるものがわかっていれば、少しだけ恥に対して気持ちが軽くなるだろう。

自分がやりたいことを探すときにも恥という感情は役に立つかもしれない。
自分の考えや作ったものをだれかに見せるとき、僕は恥ずかしい気持ちになる。そして、恥ずかしければ恥ずかしいほど、自分が好きなことややってみたいことをだれかに見せる場面な気がする。自分の恥ずかしいという感情が強いことこそ、僕が好きでやってみたいことなのかもしれない。

・生産性の社内調査の結果、「生産性の高いチーム」に共通していたのは、
強烈なリーダーシップでも合理的な作業プロセスでもなく、
「心理的安全性」。「皆が恥を書ける環境づくり」が
チームの生産性に大きく貢献している。

・恥は大きく6つに分けられる
「内向恥」自分の美学に反することを行ったことで生まれる
「外向恥」一般的な常識から外れることで生まれる
「初歩期の恥」新しいことをはじめるとき
「研鑽期の恥」上手になろうともがいているとき
「熟練期の恥」自分が回りより経験値が貯まっているとき

・恥は自分の思い描いている「理想の自分」と「今の自分」の
ギャップが原因で生まれてくる。

・マウンティングされたと感じる原因は自分自身にある。

・些細なきっかけが「今思えばチャンスだった」という出来事になる。
日々の生活の中で、この些細なきっかけという糸の端を見つけて手繰り寄せるのにはちょっとしたコツがいる。この糸の端はだいたい、
「頭ではやったほうがいいと分かっているが行動に移していないこと」としてわたしたちの目の前に現れる。
このような少し恥を感じる行動がなぜチャンスに変わるのかというと、他の人も自分と同じように恥ずかしくて行動に移せていないから。

・わたしたちの人生で「準備が足りる」瞬間がやってくることはない。
始まる前に「完璧な準備ができた」と思ったとしても、本当に必要なものは
だいたいやったあとに気づく。

・自分の得意なことは、労力の割りに周りの人はありがたがってくれること。無理して頑張るという高いコストをかけずにできて、周りに感謝されるような特性が自分の強み。

・心理的安全性を作るのは先輩の仕事。チームで仕事をする上で
一番重要かもしれない。

・情熱を傾けられることに出会うための方法は「誰にも頼まれていないけど、ついやってしまうこと」をやってみることである。そこに、
自分も気づいていない自分の好きと情熱が隠れている。

・無難な自己紹介は、傲慢。相手に覚えてもらう工夫を放棄している。
相手に覚えてもらおうという自分の姿勢が伝わることが大切。

・自分のプライベートを明かすことは、相手に「わたしはあなたの敵ではない」と信頼と友好を示す行動である。

・挨拶は自分から先にして損することは絶対にない。
人は自分の心の鏡。自分から心を開けば、相手も少しずつ心を
開いてくれる。

・自分の名前を呼ばれて嫌な気持ちになる人はいない。
人は自分に興味を持ってくれる人に好感をもつ。

・雑談で自分の話題以外で会話を弾ませるコツは、相手が大事にしていることについて質問すること。

・迷ったなら行く。行かないと即決せずに迷ったということは、行った先に何か新しい発見やつながりがありそうだと感じているからだ。

・自分の仕事は、成果そのものではなく、あなたの工夫と経緯から話す。

・セミナーでは一番前に座る。他の聴講者が視界に入らないことで、
登壇者と1対1のような気持ちで質問ができる。

・生身の自分えはできないような一歩踏み出したチャレンジを自分という存在を隠して試すことができるのがSNS。


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