【コラボハイク】 #13 姫蛍×点描の唄
こんばんは!俳句と戦国をこよなく愛するリモートワーカーのIshida Reiko(俳号:佐久良花)です。今日もよろしくお願いします。
5月の終わりにNHKのニュースで、高知県のいの町で姫蛍が舞っている様子が報じられていました。
姫蛍が楽しめるのは3週間ほどと。蛍が儚い命であることはもちろん知っていましたが、蛍でも有名な源氏蛍の成虫の寿命は約2週間であるのに対して、姫蛍はたった7日間だけ。
オスとメスが出会うまで、7日間光を放ち、そして卵を産み死んでいくのです。成虫になるまで1年から2年もかかるのに、せっかく素敵なパートナーと出会っても長くても1週間しか一緒にいられないなんて。
そんな切ない気持ちと美しさを何とか俳句にしたいと思い作りました。
姫蛍という美しい季語に取り合わせるのにふさわしい言葉を見つけました。
皆さまご存知のMrs. GREEN APPLE feat. 井上苑子の『点描の唄』の切ないけれど強い想いが感じられる歌詞です。
儚い美しい姫蛍を大切な人と見に行くことができ、どうしても今伝えたくて、でもなかなか伝えられなくて、結局ストレートに、かつ少しよそよそしく想いを伝えた瞬間。すごく繊細で、もしかしたらすぐ壊れてしまいそうなそんな雰囲気すら感じました。
儚いからこそ美しく、美しいけれど儚い。
儚いからこそ切なく、切ないけれど儚い。
愛する人が側にいてくれることに感謝し、伝えられる間はきちんと気持ちを伝えていきたいものですね。
📙姫蛍(きごさい歳時記)
🎵点描の唄(Amazon Music)
それでは、また。
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