【あなたの話はわかりにくい?】わかりやすい話し方のポイントとおすすめ本
どうも。えるです。
先日、このようなメッセージをいただきました。
えるさん、こんばんは。
1つ相談があります。
私は昔から、物事の説明をするのが苦手です。
説明力を向上させるための本を読みましたが、効果が無く、苦戦しています。
「説明力」を鍛えるためのオススメ本はありますか?
なるほど、説明力ですか。。。
今回は、
「説明力がある=話がわかりやすい」と定義して回答させていただきます。
日常会話なら好きに話していただいて結構ですが、ビジネスの場面だと、話のわかりやすさが重要になってきます。
会社・職種関係なく、わかりやすい説明ができるように一緒にマスターしていきましょう!
◎あの人の話はわかりやすい!と思わせる5つのポイント
私も昔は伝えることが苦手でした。
話してる途中で迷子になって「あれ、何の話だっけ」状態。
周りからも「結局何が言いたいの?」と散々なものでした。
しかし、たった5つのポイントを意識するだけで話の筋を見失わず、圧倒的に伝わりやすくなったので、まずはこの5つのポイントを押さえておいてください。
・主語を明確にする
英語を勉強していると実感するのですが、
日本語は主語を省略できる、という特徴があります。
だから、不思議なことに主語がない会話が発生してしまいます。
主語がなくても、会話の流れからして共通認識として明確になっているならいいですが、認識違いを防ぐために「誰が」「何が」をきっちり述べるのが望ましいですね。
・結論から話す
仕事の場面で、「今日はどうだった?」と聞かれたときに
時系列に沿ってイチから説明している人ははっきり言ってキツいです。
相手が知りたい情報は何かを見定めて、まずは結論から答えるようにしましょう。
伝わりやすい説明は「過程」ではなく「結論」です。
・相手に合わせる
これは言わずもがなですが、コミュニケーションは双方向の情報伝達です。
相手に理解してもらうためには、相手に合わせる意識が必要です。
◇用語
知識レベルが同等であれば、専門用語を使っても会話が成り立ちますが、相手のレベルに合わせた言葉選びをするのがベターです。
◇スピード
相手の反応やリアクションを見て、相手がついていけてなさそうなら、話の速さに原因があるかもしれませんね。
あまり遅すぎると相手を苛立たせてしまうので、絶妙なスピードを探っていく必要があります。
・事実と意見を区別する
例を使って説明します。
昨日は雨で売り上げが落ちたようなので、明日はバイトを増員します。
この文章は、前半が事実で、後半が意見になっているのですが、事実と意見がごっちゃになっているせいで、わかりにくくなっています。
この文章を分かりやすくすると、以下のようになります。
昨日は雨により来客が少なく、売り上げが前日比80%に落ち込みました。(事実)
その分、明日に来客が増えると思いますので、スムーズに対応してもらうためにバイトを増員するよう手配してよろしいでしょうか?(考えと提案)
どうですか?わかりやすくなりましたよね?
「過去に起きた事実は断定的に数字を使って話すこと」「自分の考えや提案は事実とのつながりを明らかにすること」がポイントです。
まずは事実を相手に理解してもらった上で、自分の意見や考えを述べるようにしましょう。
・具体と抽象を使い分ける
頭がいい人はこのスキルがめちゃくちゃ高いなと感じます。
話の全体像を抽象的に述べたり、相手の理解度を見ながら例え話で具体的に述べたりして、話のコントロールが秀逸。圧巻。
私も、話がわかりやすい人の仲間入りをすべく、現在改善中です。
◎わかりやすい説明をするためのおすすめ本
お待たせしました!
先ほどのポイントを意識するだけでも改善できるとは思いますが、ここで、さらに向上したい人に向けたおすすめ本を紹介します。
『伝える力』池上彰
・ビジネスでのコミュニケーション全般・「伝える」というのを「話す」「書く」「聞く」に分割して解説
池上さんならではの「わかりやすさ」が印象的です。
『1分で話せ』伊藤羊一
・プレゼン向け
・脳の性質を利用して
「言葉」と「イメージ」の両方のアプローチで伝える手段を学べる
文字情報だけでなく、様々な視覚情報で相手を理解させる方法が学べます。
『具体と抽象』細谷功
・具体と抽象の概念をわかりやすく説明
・具体と抽象を行き来した思考を学べる
知性のある説明には「抽象」が必要不可欠であることがわかります。
◎さいごに
ここまで、わかりやすい説明について解説してきましたが、いかがでしたか?
「話がわかりにくい」「説明がよくわからない」と言われないためにまずは上述した5つのポイントを意識してみてください。
それでも、もっと話のわかりやすさを向上したい方がいれば、おすすめ本も読んでみてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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