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BASIC-1「なぜ負けているのか理解できていますか?」


今すでにトレードを始めていて、「負けてばかりでつらい!」「損失に耐えられなくて逃げ出したい!」という人は、負けてしまう原因、そしてその要因となっている“コントロールできていない感情”を自覚するところから始めてみるのがおすすめです。

これからトレードを始める人も、おそらくほとんどの人がこの罠にはまってしまいますから、事前に知っておきましょう。世界的に有名な成功した投資家達も、初めは大損からスタートしている人たちが多くいます。

負けることは当たり前ですし、たとえプラスからスタートできたとしても、まぐれだと思って地に足をつけて取引することを心がけていってください。

負けている人のメンタルや行動

  • 「短期トレードは絶対負けることがある」を心から許せていない。

  • 「負け」=「お金が減る」を心から許せていない。

  • 「損失=経費」が理解できていない。

  • 負けが続くと怒る、イライラする。

  • 「休む」=「焦る」

  • 勝てる方法を探しまくってしまう。

現状で損失を抱えている人は、上記が一つでも当てはまるのではないでしょうか。これから本格的に始める人は、上記のどれかが当てはまったら、負け因子を持っていることになります。

これらすべてに共通しているのが、知識やスキルではなく、メンタルが要因で起きているということです。解消しないまま続けていると、どんどんとマイナスが拡大していきます。

これらの原因を突き止めて解決していくことで、負けを減らす ⇒ プラスに転換することが可能になります。

負けるメカニズムを理解する。

個人投資家・トレーダーの9割が負け組といわれています。なぜそんなに多くの人が負けてしまうのか。まず一ついえるのが、大きなお金の流れを意識していないことがいえます。

マーケットは船旅と同じです。波や風の向きを読み、その向きに従うことで成果が出ます。この波や風が、マーケットではお金となります。お金の流れを敏感に察知してついていけば、自然と利益は出ます。損失ばかり出ている人は、波や風の向きをうまく読むことができていない、もしくは読むことさえしていないのです。

個人投資家・トレーダーが負けてばかりのもう一つの大きな理由が、戦う場所や戦う相手、そして戦い方を認識できていないという点です。

  • 戦う場所:大型株 or 小型株(通貨の場合も同様)

  • 戦う相手:プロ or 素人

  • 戦い方:資金や目的に合った戦い方をしているか。

  • メンタル:感情に振り回されて売買していないか。

こうじゃなくてはダメ!ではなく、一つ一つの要素を理解するとともに、自分がどういった投資・トレードを行いたいのかを認識し、それらが噛み合っていることが重要です。

戦う土俵を見誤らないためには...

その市場を誰が動かしているのか、考えたことはあるでしょうか。株式市場や為替相場、仮想通貨の市場など、メインでお金を動かしている層は違います。

もちろん日本の株式市場も同様です。市場規模の大きいプライムと、マザーズなどの新興市場とでは、それぞれ取引をしている投資家・トレーダーに違いがあることをご存知ですか?「知る必要ある?」と思うかもしれませんが、実はとても重要なことなんです。

なにが言いたいかというと、プロの戦場と素人の戦場は別物であるということです。素人がプロの世界に安易に手を出してしまう、いえ、プロの世界ときづくこともせずに手を出してしまい、大けがをしてしまうのです。

中でも特に、株やFXを始めたばかりの初心者は“プロに紛れて戦う”という意識が薄いことが共通していえます。スポーツに例えるなら、草野球だと思って出場したら実はプロ野球の試合だった、といったようなものです。

野球では実際にそんなことは起きないと思いますが、マーケットではそれが起きてしまうわけです。草野球チームは草野球チーム同士、メジャーリーガーはメジャーリーガー同士で戦ってこそ試合になるわけです。

メンタルに関してもやはりスポーツと同じこと。感情に振り回されたほうが大抵負けます。いかに最後まで冷静でいられるか。そしてそのことを頭でわかっていたとしても、コントロールを失ってしまうこともあります。

まずはそのことを理解して経験を積んでいくことが、トレード勝ち組への第一歩となります。

私たちが選ぶべき戦場とは?

本教材では、プロに勝とうとするのではなく、プロと同じ理論・思考を持つことでプロの動きについていくためのノウハウを詰め込んでいます。

ということは、本教材の内容を習得し、行動する習慣が身についたあなたが選ぶべき戦場はどこでしょうか?ここまでの話が理解できていれば、自ずと答えは導き出されるはず。

プロのノウハウが通用するのは規模の大きい市場。

プライムとマザーズで価格の動きが全然違うように(試しにいくつかチャートを比較してみてください)、どんなお金が流れているかによって、市場は別物であることが伺えます。

そんな中であなたが、正しい知識を学び、そのノウハウにあった戦い方をするのであれば、株もFXも暗号資産も共通して、規模の大きな市場や商品を選ぶようにしましょう。

大した知識を持たないアマチュアが、一攫千金を狙って高値を追って追って行く末は暴落していくといった、新興銘柄や市場ではないのです。(かといって新興市場を否定しているわけではありません。本教材では省きますが、新興市場には新興市場なりの戦い方というものがあります。)

プロや大口個人投資家は、その資金の多さから、小規模の市場や商品には手を出しません。自分の取引が浮かない、溶け込んだものにしたいからです。

また、小規模を選択しない別の理由として、手放したいときに買い手がいないリスクがある、ということもいえます。(そもそも需要のないものを買っても価値はあがりません。)

比較的大きめな規模の市場や商品を選び、そこで取引している人達と共通した理論や視点を持っておくことで、現在の価格が売買ポイントにいるのかいないのか、ロスカットすべきはどこなのか、という判断がつきやすくなるのです。

また、プロのチャート理論を知っていると、新興市場の爆上げ銘柄がいかに無茶苦茶な動きをしているか、というのも観てわかるようになります。売買ポイントから遠く離れた無謀なところで高値追いが繰り返され、その後転落していくのが見てとれます。

たとえばこんなチャートや、

こんなチャートも。

どちらも東証グロース市場(規模が小さめ)の銘柄です。観てわかるとおり、急騰したとき以外は、出来高が非常に少ないのがわかります。そして、どちらも急騰時は、異常な買われ方をしています。

本教材を学習し終わったあとに改めてこれらのチャートに戻っていただければ、いかに無茶な動きをしているか(高値追いで素人が無茶なところで買っているか)が、おわかりいただけるはずです。


決して小規模な新興銘柄投資を否定しているわけではありません。テンバーガーを狙った新興銘柄投資をメイン戦略として成功している方もいらっしゃいますし、急騰・急落を利用したデイトレで利益をあげることも十分に可能です。

ただ本教材は、短期間で少額で効率よく利益をとっていくスイングトレードのノウハウとなります。上記のようなチャートは避け、正しい理論で価格が動いているチャートに投資できるようになることが、ゴールの一つとなります。

自分はどんなスタンスで投資・トレードを行っていくのかという軸がぶれないように注意しましょう。


全てはチャートで判断できる。

あなたが気になっている銘柄が、プロがいるのか、いないのか、もしくは独自のルールで動いている銘柄なのかはチャートを観れば判断できます。お金が抜かれている兆候もわかるので、「○○ショック」のような暴落の前に逃げることも可能です。

その判断ができるようになるためにも、本教材でチャート理論について学び、たくさんのチャートを観ていきましょう!

まずは自覚、改善する。

損失が続いた結果、資金が底をつき、マーケットから退場させられてしまう人は、下記のような悪循環に陥ります。

  1. たまたまロスカットが続き、マイナスが連続する

  2. ロスカットがいやになり、ロスカットポイントを動かしてしまった結果、大きな損失。

  3. 次で大きく取り返せばトントン、といってポジションを増やした結果負ける。

  4. その後の取引で株価がプラスに動いたとき、待てずに小さい利益で確定。

  5. 取引していないと落ち着かなくなり、無駄に手数が増えて損失が拡大する。

  6. 「次に大勝すれば取り返せる!」と取引をやめられない。

  7. まだ見ぬ知らない知識を探し求めてしまう。(聖杯探し)

この流れが利益<損失をどんどん拡大させ、資金が底をついてしまうのです。この悪循環に陥っている人、自覚がある人は、俯瞰してその原因を探ってみましょう。

探すべきは「勝てる方法」より先に、「負けている原因」「損失が出ている原因」なのです。どれだけ知識やスキルを学んでも、メンタルが整っていないと、利益の出る取引は生まれません。では、改めて冒頭の「負けている人のメンタルや行動」を観てみましょう。

  • 「短期トレードは絶対負けることがある」を心から認めていない。

  • 「損失=経費」とわかっていない。

  • 「負け=お金が減る」を心から許せていない。

  • 負けるとイライラする。

  • 「休む」=「焦る」

  • 勝てる秘密を探しまくってしまう。

改めてご覧になっていただければわかると思います。ほぼすべて、心の問題です。知識を持っていたり頭ではわかっていても、実際の行動が思っていたものと変わってしまうのは、感情に振り回されているからです。

実際、「ロスカットが重要!」なんてことは、本を1冊でも読んでいればご存知なはずです。じゃあなんでロスカットやらないんですか?いちいち怒りが増すんですか?と理由を探ることが次のステップとして必要なのです。

前述のとおり、トレードはスポーツと同じく、感情に振り回されて冷静さを失った時点で負けが決まってしまいます。それぐらいメンタルケアをすることが重要にも関わらず、投資やトレードに関する書籍において、メンタルについて語られているものはほとんどありません。

この教材ではぜひ、トレードで収益をあげていくための理論に加えて、トレードする際のメンタルの在り方についても学んで、実践していってください。

利益をとるために必要な「3つの力」と「メンタルケア」

本教材では、利益をとっていくために必要とされるノウハウについて、知識とメンタルの両面からアプローチしていきます。とはいえ、メンタルの部分についても、教材として学ぶ内は、あくまで知識レベルの話でしかありません。経験を重ね、日々の生活でもメンタルコントロールを意識することで、安定した投資やトレードにつながっていきます。

利益をとるために必要な3つの力

知識の部分で必要となる、3つの力について解説します。

【トレンド把握】
スイングトレードで差益をとっていくには、トレンドにそった売買を行っていく必要があります。上昇トレンドであれば買い、下降トレンドであれば売りで仕掛けていきます。

上昇・下降のトレンドをとらえつつ、今が高いのか、それとも安いのか。価格がどの位置にいるのかなど、チャートからトレンドを読み解く力をしっかりとつけていきます。

【エントリータイミング】
トレンドをうまくとらえたとしても、エントリーのタイミングを間違えると利益は出ませんし、それどころか損失につながってしまうリスクも十分にあります。

売買のタイミングやポイントは決まっており、決してむずかしくありません。トレンドを正しくとらえ、正しいポイントでエントリーすれば、自然と含み益が発生するようになります。

【ポジション管理】
ポジションの保有の仕方は、銘柄選択やトレンドをとらえること以上に大切と言えるかもしれません。たとえ銘柄選択やトレンド把握が誤っていたとしても、ロスカットをキッチリ行うことができれば、大して問題にはなりません。

ですがロスカットをずらして大ケガしたり、少しの利益で手放してしまったりと、利益と損失のバランスが悪いようであれば、当然黒字化はできません。入口のみならず出口についても、本教材ではしっかりと解説しています。

必要なメンタルケア

【エントリー時の不安やおそれ】
売買ポイントを見つけても、土壇場で不安におそわれて、新規のポジション取りをやめてしまうことはないでしょうか。「買ったあとに急に下がりだしたらどうしよう。」「やっぱりまだ早いかな」といったように、起きてもいない憶測にビクビクしてしまうのです。

スイングトレードでもっとも大切なことは、決めたルールにそって、チャートに表れた事実だけを観て行動していくということです。「下がったらどうしよう?」という感情に左右されるのではなく、「下がったらここでロスカット」といったように、可能性の一つに対して行動を決めつつそれに従う、というのが正しいトレード手法となります。

【利確時の欲や焦り】
利益が高値をつけたあとに戻ってきてしまうと、「最大値で売れなくて悔しい!また戻らないかなぁ」と欲が出てきてしまうことはありませんか?もしくは、負けが続いたあとに久々に含み益が出ると、少しでも確保したいと思い、すぐに切ってしまうといったようなことも。

利益確定は、プロの機関投資家でも判断がむずかしいといわれています。利益が伸びるまでしっかりと保持する心の余裕と、切るべきところでしっかりと切る潔さが必要です。

また、ポジションを保有していると、不安におそわれて気になって仕方ない、ということも初心者の内はよくあります。心の余裕がないと物事はうまくいきませんし、長続きしません。日々のメンタルコントロールを心がけることも大切です。

【ロスカット時の怒りや悔い】
投資やトレードで大失敗してしまう原因ともいえます。含み損を抱えてしまったときのメンタルケアができていないがために、ロスカットの価格をずらしてしまう、もしくは目を伏せてロスカットしない、といった愚行に走ってしまうのです。

また、連敗して怒りが湧いてくると、とにかく取り返さなきゃといって、どんどん間違ったポイントでエントリーしてしまったり、より多くのポジションをとって傷をえぐってしまうことも、あるあるの一つです。不安や怒りをコントロールする努力はもちろん、投資以外で元手を増やす努力をすることも、トレードメンタルをケアする方法として大事なことです。

“知識”と“メンタル”どちらがかけてもダメ!!

正しい知識はもちろん必要です。が、しつこいようですが、知識だけではうまくいかないのが投資やトレードです。判断に迷った際、それが頭で考えているものなのか、それとも感情に左右されているだけなのか。このように追及していくことで、少しずつ自分を俯瞰して観ることができるようになり、だんだんと余裕が生まれてきます。

成果をあげるためには、知識を蓄えるのと並行して、感情をコントロールする努力を日々こころがけてみてください。

この章のまとめ

  • まずは自分が負けている行動をとっていることを自覚する。

  • 自分のスタンスに合った市場や商品を選択することが大切。

  • 長期的に成功したければ、メンタルケアが不可欠。

  • 「トレンド把握」「エントリータイミング」「ポジション管理」と、それにともなったメンタルケアが、利益をとっていくためには必要。

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この教材は、株やFXの手法に関する高額セミナー級の内容を、個人であるがゆえに、手に取りやすい価格で販売しています。といってもこの価格を高いととるか、安いととるかは自分次第です。より大きなものを得るために自己投資できるかどうか、特に投資トレードで失敗している人は、その赤字分と天秤にかけてみてください。 ※この教材は手法に関するものであり、銘柄助言は行っておりません。 ※ご自身の投資トレードに関する損失に対しては、一切の責任を負いかねます。必ず損失リスクを理解した上で、投資トレードを行ってください。

「株で失敗ばかり!」「FXで大損した!」「これから投資を始めたいけど不安...」「高額セミナーなんて受けるお金ない!」「投資信託の利益では…

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