読書感想文 お探し物は図書室まで
区のコミュニティハウスにある図書室にさまざまなキッカケで訪れる登場人物がそこの司書さんにレファレンスしてもらった本を通していろんなことに気付き、背中を押してもらい一歩踏み出してみるお話。そしてそれはどんどん繋がり社会になる。いろんなことに気づかせてくれる、初心をワクワクを好きを思い出させてくれる本でした。
なんといっても司書の小町さんがとても良い!
すごい素敵なキャラクター!!ここに書いちゃうのはもったいないので是非読んで確かめてもらいたい。
テレビドラマで見たい!と読みながら思ってました。深夜ドラマで1話完結物でさまざまな人の人生を小町さんの選んだ本が動かしていく。そのまま脚本になりそうなお話たちで1つ1つ単独してるようで繋がってて、見た人はそこに出てきた本をきっと読みたくなる。既に私は読みたくなってます笑
登場人物と一緒に、見た人の背中をそっと押してくれるドラマになる。誰か是非ドラマに!と言わずとも本屋大賞にノミネートされる注目本なのでそのうちなるんじゃないかなぁと思ってます笑
ものすごく絵が浮かぶ文章なんだと思いました。既に私の中では深夜ドラマさながら登場人物がリアルに街に存在して会話とナレーションをつけながら動いてるそんな読書時間でした。そして、出てきた本を読みたくなったし、カステラを作ってみたくなったし、羊毛フェルトも作りたくなったし、コミュニティハウスにも行ってみたくなりました。
私も小町さんに本選んでもらいたいなぁ。どんな付録が貰えるかなぁ。
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