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母の思い出

「お内裏様とお雛様〜♪二人並んですまし顔〜♪」

こんにちは☺︎

3月3日はお雛まつりでした。
女の子がいるお家は雛人形を出したり、ちらし寿司を作ったり…etc

私のお雛様の思い出は、亡くなった母と雛人形を出しながら歌を歌い、沢山のお話をした事。
そして私の大好きな押し寿司を作ってくれた事。

母「お雛様は長く出しているとお嫁さんにいくのが遅くなっちゃうから、早くしまわないといけないんだよ。」
私「嫌だよぉ〜。お嫁さんには行かないよ。パパとずっといるんだから‼︎パパと結婚するもん‼︎」
母「ハハハ…そうなのねෆ̈それも良いかもしれないね」

なんて言っていたのは小学校までのお話で。。
中学に入ると父とも距離を置く様になってしまい、
いつの間にか…
母は一人でお雛様を出し、一人で歌をながら押し寿司を作る。
毎年何も変わらずに淡々と…

高校生になって私が食べても食べなくても、
亡くなる年まで
一人でお雛様を出し、押し寿司を作る。

早くに孫が出来き、その娘は私と正反対で祖父母にべったりの優しい子だったので、亡くなるまで晩年は
孫の為にお雛様を出し、押し寿司を作って…ෆ̈
きっと歌を歌いながら♪
孫を産んだ事が唯一の親孝行だったかもしれないなぁ-w

亡くなって7年が過ぎ、少し心が癒えた頃…
ふと、お雛様を祝いたくなった。

押し寿司を作ろう‼︎

どんな味だったのか…。
どんな具材だったのか…。思い出せない。
あんなに毎年作ってくれていたのに。。
涙が後から後から溢れた。
たった1年の内の数時間を、
一緒にお雛様を出し、歌を歌って押し寿司を作ってあげれなかったんだろう。と…
後悔先に立たずです。

作り方も味付けも聞いたけば良かったなぁ-。

なんとかなんとか出来たよ‼︎

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娘「美味しいよぉ-。あ-ちゃんの味にそっくりだよ。
ありがとう‼︎」
旦那様「美味しいね。ありがとう‼︎」

温かいなぁ---。

お母さんありがとうෆ̈
来年は…
実家に行き、7年しまったままのお雛様も出し、歌いながら娘と押し寿司を作ろうと思います☺︎
父にもちょっぴりお裾分けもねっෆ̈

ⒽⒶⓋⒺ Ⓐ ⒼⓄⓄⒹ ⓉⒾⓂ︎Ⓔ

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TOMOKO
ありがとうございます( ᴗ͈ˬᴗ͈ ) 企業とアーティストを繋げるプラットホーム【OrangeGarden】で使わせて頂きますෆ̈ 文筆家/ファシリテーターの旦那様(嶋津亮太)とこれからも二人三脚で、素敵な出会いやお仕事を皆様にお伝え出来る様に頑張ります( •̀ᴗ•́ )و