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【コラム②】褒めるのが苦手なんだけど、どうしたらいいの?

私達がコレは大事にしたい!と思う一つに、“褒めること”があります。

保護者の皆様も、きっと日々、お子様のことを褒めてあげたい…!とあれこれ考えていらっしゃると思います。そう考えてもらえるだけで、お子様も本当に幸せだと思います。

なのにその気持ちがうまく褒められなくて伝えられない…!どうしたら?
という方のために、今日の記事を書きました。

「褒める」=「良いように褒めなきゃ」と焦りがちな気がしますが、そんなことはないと思っています。キッズラボでは「褒める」は「子どもへの関心を高める行為」だと考えているのです。

【今日の記事のポイント】
・「褒める」は観察&インタビューから始まる
・「褒める」は「リマインド」でいい
・一番大切なのは、技術ではなく観察したい気持ちそのもの

1 「褒める」は観察とリマインドで成り立つ

キッズラボでの“褒める”は、3つのポイントでできています。

① 観察&インタビュー
② リマインド
③ 自分の思ったプラス面があればそれも伝える

例を挙げましょう。先週、いろいろラボでは「落ち葉拾いの鞄づくり」をしました。
何やら見ていると、白いテープで、鞄がうす~く4分割されている???

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「…これなあに?」(①観察&インタビュー)
「区切った所で、鞄を春夏秋冬にするんだ。春は桜で…夏はすいかで…」
「へえ!春夏秋冬にしてみたんだ~なるほどね」(②リマインド)
「そう!ここのすいかはね、折り紙でつくったんだ~~~それからね、…」
「なるほどね~…面白いデザイン!」(③自分の思ったプラス面)

という具合です。ここで感じていただきたいのは、②まででも褒めになっている、ということです。子どもは自分の考えていることを相手に認めてもらえたと感じているように思いませんか?
褒めるのが苦手な方に理解していただきたいのは、

・まずは観察やインタビューだけでいい
・無理に褒めるのでなく、リマインドでいい

という事です。褒めたいと思わなければ言わなくてもいいのです。

2 無理して褒める必要はない

無理して褒めるのはテクニックです。褒めに関する本を20冊近く読み、実践してきましたが、私が教育現場で最もマッチすると思ったのはベストセラー「7つの習慣」で語られていたことです。

・テクニックで褒めても本当には伝わらない
・大切なのは相手に関心を持つ気持ちである

無理して褒めようとするとストレスになります。子どもにもいずれは嘘くさいと伝わるようになります。時に無理が必要な時もありますが、根本的に大切なのは、

観察したりインタビューしたりしようと思う気持ち

ではないかなあと私は考えています。それがあってこそ、褒めたいという気持ちも生まれますものね。
私が教員時代にこれを心がけていて感じたのは、観察しようという気持ちを持つことで子どもへの関心や感動の度合いが自然と高まり、自然と褒め言葉がでてくる、ということです。それまで「褒めなきゃ褒めなきゃ」と思っていた自分が嘘みたいに、スルスルと褒め言葉が出てきました。

★★★

…今日は「褒める」について私なりに語ってきましたが、いかがでしたでしょうか?

観察&インタビューとリマインドという2つを大切に、キッズラボは今日も進んでいきたいと思います。お子さまにとってベストの「褒め方」が見つかり、親子ともに楽しく生活が送れますように…!

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