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EKKYO.CONFERENCE vol.16「個の中に組織を入れて、組織を活用できる個になるには」

5月5日に行われたEKKYO.CONFERENCE vol.16「個の中に組織を入れて、組織を活用できる個になるには」では、(※)Viscoaをメインスピーカーとして、個人と組織の関係性について議論しました。

※Viscoaは、「各個人の志や成し遂げたいこと、なりたい姿を語ることのできるコミュニティを作る」ことを目指している団体

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"あなた個人"と"所属する組織"はどのような関係でしょうか?
今回のEKKYO.CONFERENCE vol.16では、この問いについて考えました。

Viscoaとしての理想の関係は「個の中に組織を取り入れる」というものです。個が単なる組織の一部ではなく、個の自己実現を果たすために組織を取り込む、という考え方です。
ぜひ本記事を見ることで、個と組織の理想的な関係性を考えるきっかけにしてもらいたいです。

個と組織の関係性

今回の越境カンファは以下の3名の方にキーノートトークをしていただきました。ワンピースの具体例を用いた話など、新たな視点がたくさんありました。👀

◎吉村 啓 Viscoa/情報学
情報系院卒の社会人2年目。
学生時代のテレビ局や大手電機メーカーとの共同研究の経験から、日本のデジタル化には技術の発展だけでなく、技術をビジネスへ活用することも重要だと感じ、金融業界でFintech領域の新規事業に携わる。音楽とお酒、野球観戦が趣味。

◎佐々木 優太郎 Viscoa/生命科学
生命科学系院卒の社会人2年目。
学生時代に所属したアメフト部やNPO法人での経験を通し、人や組織に興味を持つ。人と組織の観点から日本を元気で強い国にすることを目標に、現在は総合電機メーカーで人事職に従事。趣味はお酒と筋トレ。生粋の九州男児。

◎松本大輝 Viscoa/制御工学
情報系院卒の総合電機メーカーで働く社会人2年目。専門は制御工学で、学生時代は産業用ロボットを用いた加工技術に関する研究に従事。高専卒というバックグラウンドからモノづくりに関わる仕事に就きたいと考え、メーカーに入社。趣味は野球観戦。

越境カンファを終えて、レクチャーして頂いた佐々木優太郎さんに今回の会で伝えたかった内容を以下のようにまとめていただきました。

■個の中に組織を取り込む


Viscoaが考える個と組織の理想的な関係として、「個の中に組織を取り込む」を提起した。
終身雇用が前提の時代は「組織の中に個が入る」ことがスタンダードであったが、その前提が崩れ始めている今、改めて個と組織の関係を考えてみたい。
就職活動等でよく聞く考え方として、個と組織の目的の重なりが大きくなることを重要視する考え方もあるが、結局は重なった部分だけが満たされる構造である上に、その組織が無くなれば個は荒野に放り出されることになりかねない。
そこで、「個の中に組織を取り込む」という考え方を提起。具体的には、「自身の目的を最上位に位置づけ、その目的の達成のために各組織に求めるもの(得たいもの)を定義する。そして、時には複数の組織を取り込みながら目的達成に向けて活動する。」というもの。そうすることで、個が組織に染まるのみにならず、主体的に行動することに繋がるのではないかと考える。
また、主体性を持った個の増大は、その個を抱える組織としても成果の最大化になりうる。
さらに、そんな個に選ばれるべく、組織もあり方をアップデートしていくことになるため、全体視点から見ても個と組織の双方にメリットがあるのではないだろうか。

そんな個を増やすにはどうすべきか、逆に増えた時に起こり得るデメリットはないのか等、さらに深堀って考えていきたい。

多視点報告はこちら。

越境カンファに参加していただいた皆さんと出したアウトプットはこちらです!

講演者の感想はこちら!


◎吉村 啓 Viscoa/情報学
当初は自分たちが自分よりも若い人たちに、少しでも気づきを共有できればと考えていましたが、自分よりもたくさんの経験をされている方にも参加いただき、議論ができたことは貴重で、視野も広がり自信にもなりました。"エネルギー充電の場"として今後も定期的にディスカッションしたいですね。

◎佐々木 優太郎 Viscoa/生命科学
想定以上に議論が盛り上がり、新たな観点を得られる良い時間となりました。
特に、個が組織を活用するにあたって、組織側の視点を待つ必要があるのでは?という点は、言われれば当たり前ですが、見えていなかった観点ではっとさせられました。
今回のテーマに限らず、複数の視点から意見交換する場をより多く作っていければと思います!!

◎松本大輝 Viscoa/制御工学
今回のプレゼンを通じて、改めて個の中に組織を取り入れるとはどのような状態かについて考えることができました。また、皆さんとの議論を通じてその状態を実現するために何が必要かについて新しい発見を得られました。
個の中に組織を取り入れるというのは、自分が成したいことを実現するための1つの手段と考えています。今回の議論をきっかけに自己実現に向けて皆さんと一緒に活動できることを楽しみにしております!

いかがでしたでしょうか?
個人と組織の関係性について、皆さんの考え方に気づきがあれば幸いです。

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