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嫌われる人間になるべき理由

人は似たような人で溢れている、そこから脱却しようとすると必ず異質な存在として忌み嫌われるが、それに従っていては現状維持という意味合いに留まってしまう。

その現状を嫌っているのに、そこから抜け出そうとしている当人であってもその者を嫌う。


弱い猿

猿から進化したであろう私達は嘘つきで、どうしようもない力の差は噂を広めることでその強者を排除して生き抜いてきた。裏を返せば弱いからそうするしかなかったのであって、知能も無く、力も無い猿は自身の存在を脅かす存在に恐怖する。

それは弱者達の防衛本能から働いている慣性。


地点

今いる地点にいる人はその地点を抜け出せないのが過半数であり、その世界で常に危機感を感じながらも永久機関に憧れている。一生涯安定したいと願いながらその地点にいる自身を肯定出来ない、であるからそこから抜け出す者を悪であるとしたいと思いながらも本能的にその相手に恐怖してしまう。


母性本能

女性は子供を産むという遺伝子から安定を願う、孤立を恐れるからこそ女性は異質なものに対して嫌悪感を抱きやすい。ひとりになってしまっては遺伝子を残すことが困難となる為、子を産んだ直後は特にその子から目を離せないことからも支えが必要であるとして孤立は危ういと本能的に感じている。


生きやすい時代

現代において弱者は生きやすく設計されている、過半数は中心地に位置し、そこから下がるのも恐ろしく、かといって上がることが容易でないことから他者に対して自己防衛の本能が働き、嘘を言っては自身を肯定させるように仕向けたり、噂を広めては強者を陥れる行為に向かう。


嫉妬心を侮ってはいけない

弱者は常にその機会を狙っている、強者を引きずり下ろしたくて仕方がない、嫉妬心を持つ相手は本能であると同時に猿の歴史から見ても脅威の存在、挑戦する同じポイントにいる存在に対してそれを辞めろここに居ろという意見の過半数はそういった本能から来ている。

挑戦を嫌い、失敗を嫌い、嫌われるのを嫌う、これはその場に留まる意味合いでしか無く、それは弱者の弁でしかない。

もしその地点からの脱出を試みたいのならまずは忌み嫌われるべき存在となることに躊躇しない事からスタートとなる。

そうなれば敵だらけとなり、かなりの対価を支払わなければならないし、更にはそこには失敗のリスクも生じるので危険だと思いがちだが、そもそもがその始まり、嫌われ始めた瞬間からもはやその地点では他の存在からして上位にいると思っていい。

特に優秀であればある程にその相手の言い分は幼稚になっていく、理で語れないから稚拙な言動や行動を取るしかなくなるのだから。

攻撃というのは反撃されないと信じている愚かさから来ている、それは相手に依存していることと同義だ。だからこそ反撃されない為に群れるし、弱者であればあるほどに幼稚な言い分や行動になる。

嫌われるべき存在となることが重要、それはナチュラルに入り込まなければならない、自身は正しいのにおかしいとなれば尚更良い。これを鵜呑みにしては嫌われようと振る舞うのは弱者と大差ない場合もあるが、ある種その習慣はそこからの脱却には通じるでしょう。

ここでいうその習慣とは挑戦し失敗しまた挑戦することに恥じらいが無いということ、それを習慣づけても自身の欲しているものが手に入らないかもしれないが、そのポイントからは抜け出せるのは間違いないでしょう。

勿論容易ではない、だからこそ次の地点へ向かえれば成長となる。

そうして学んでいった先にあらゆる気づきや知識が増えていく、それが力ともなる、別段他者の迷惑になる必要もないように感じるだろうが、ここに執着が無いと無駄な他者や愚者と関わらずに済むのでそこに集中も出来るでしょう。

もし嫌われ始めたならその地点から別の地点へ向かっている段階に入っていると思っていい、それに気づければ愚者を演じることも出来るでしょう、利用する立場にもなれるでしょう、新しい要素のあるポイントへ向かうことにも躊躇しないでしょう。

それは慣性であるのだから。

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