右翼化
少子化や景気や物価、そういったものの問題から日本は右翼を支持する流れになる。保守に回らなければ安心できないから、この時代を混沌と捉えた時に安心出来る場を欲するし、安定した生活などの欲求から日本は日本を嫌いながら保守の精神を持つ。
実際問題、各ビジネスは他国に委託することで大手が成り立ち、その中小企業は淘汰されながら安くて良い物を量産し続けた結果、その悩みは過半数からみると自国では成り立たないとなり大手のみが育つことから、もはやそこに救いはなく、だからこそ日本で過半数の中小企業や国民は自国の問題点を改善したいと欲するし、他国に頼ることでじわじわと退化していった流れに救いがないと考え結果保守的になる。
こうなると自国で突出した開発や世界で売れる独自のものが生まれることを望み、そうすれば豊かさからその問題点を解決てきるとするから右翼化する。
税収として国が潤うに足らないから、個々の年収も生活ができるだけのレベルだと税金を収める額が足りないから国内は潤わないし、各保証や制度が整っている日本はある程度各企業が税金を納めなければ成り立たない。そうなった経路から維持のみに特化したことで他国との差が生まれた事によって全体図として縮小した。
これまで日本は他国に委託を繰り返した経路から日本が衰退しているとしながらも、日本を信用せずに政治家を嫌いながら国内での開発に期待するという観点を持たざるを得なくなる。
クリエイティブ
芸術や漫画やアニメや小説、こういった部門は独自性を持ちやすく、と同時にそれは宝くじを買うようなものに近いし、それに頼らざるを得ないといったぐらいの時期に入っているという危機感からどうにもならないと思いながら国内に期待する。
今までやってきたことは変わらず、日本はその維持が得意な国だから大きく落ちることもなく上がることも無かったが、結果として発展させるにもまったく同じ事を繰り返しながらもその考え方のみ捉え方のみを変更して保守の意識が高まる。
選挙
政治に興味を持っていればいる程投票率も保守側は人気になりやすそうだ。
ある意味で候補に入りたいのならそういった演説がうけるだろうからするだろうし、国民もその国民性から考えても皆が納得しやすい。
問題
日本は安くて良いものを提供し過ぎた、現在欲しているのは新しくて良いものが欲しい、それが各問題点を解決してくれるから。
高クオリティハイセンスなものは安価では提供出来ないし、してはいけない。
他国が欲しいと思う物であればあるほど良いし、これだけあらゆる倫理観とあらゆる有用で安価な物に溢れた世界ではその分野は限られてる。
倫理観
ここに寛容性があるのが世界でもそれなりに発展した都市では珍しいのがこの日本という国だ。日本はそれなりに規制されながらも水着の写真は平気で少年少女が読む雑誌に掲載されているし、その雑誌の付録にグラビアのDVDがあるという相当に緩いもの、アニメも倫理観の規制がかなり緩い。
この分野は他国ではかなりの規制がされていて、例えばゲームには黒人を起用しなければならないとか、イケメンも美女も良くないとされているし、この規制の緩さは日本のみが許容されている。
ただ、その規制も少しずつ増えていって昔にあったアニメのリメイクはそのキャラクターがどう表現されるかといった問題がある。
それでも残虐性のある内容やエロスの要素や美意識の表現は他国の規制の強さから日本から誕生する創作物に期待されている。
創作活動
これを可能にするには安定した生活基盤が必要で、それは特に特化する必要もなく、最低限のそれに没頭できるだけの生活レベルで問題無く、寧ろ雑な商売だったり、学歴だったり、そういったものの分野はかなりの数があって時間も奪われる。単純にライバルが多すぎて勝負にすら参加出来ずに時間だけが浪費されるだろう。
もはやそこに期待するには物が溢れすぎていて、安価で良い物が多すぎるし、全ては大手に勝てることはないし、かといってその大手も世界では活躍は厳しいとなっている。
創作は宝くじの当選のような分野であるが、その勝負という意味では各国の規制の高さから費用を抑えながら出来る分野としては日本国内でのタイパやコスパが良い。それは各保証や制度が整っているし、これだけ治安の良い国だからこそ没頭しやすい。
創作に没頭する為にそのアイデアの為の散歩なんて他国では怖くて出来ないし、日本はそういった点からもアイデアを生み出せる環境が良い。ついでに食べ物も豊富で簡単な調理で各国の外食レベルに簡単に追いついてしまうし、安価でダイエット食が可能なのも他国と比べると珍しい。
創作グループ
この規制の緩さから副業で一般的な家族の殆どが創作活動をしているといった家庭もあったりする。創作活動というのはある種豊かな国やその不便さの反動の二点からしか生まれないのに、ここに落ち着いて活動出来ることがプラスされる国は日本独自でしょう。
日本の古臭さ
例えば世界に売れる日本の流行りの音楽は5世代古い、その古典的な分野はとてつもなく価値が高い。日本国内だとあまり人気が無くても世界では何故か売れる分野で、日本国内で流行に乗る分野は海外のパクりだから世界に受けないが、時折古いメタルの要素が認知されたり、シティポップが認知されたり、海外から見たその古臭さがノスタルジーな雰囲気として売れる。アニメにしろ漫画にしろ規制された最新のものよりその日本が伝統のように続けてきた古典的な危うさが受けている。
こちらでいうモダンメタルが向こうでいうところのクラシックメタルになったように、その古典さが良い。
建物や景色もとても古臭さいから、そういった分野での受けも良い。
世界的な偉人
各相当な数、創作活動から生まれた世界的に評価の高い映画や小説、その活動家の殆どがエルフェンリートやベルセルクといった日本で生まれた漫画に影響を受けている。
これはこちらでいうメジャーなものではなくサブカルチャーの要素で、オタク文化が発展した要素。
その日本でしか描けない規制の緩さから、向こうはマニアックな要素として認知し、時にその日本の漫画をパクったりしながら相当な売り上げを見せた名映画が生まれている。
勿論これはただそうであるというものであって、ビジネスとしての観点からはただの博打であり、それでも各国で認知されたり評価された分野で考えると右翼化したほうがまだましでしょう、といった要素に留まるっている。
一生創作というある将棋打ちの言葉がある種、何故か説得力を持った言葉になっている。
創作は新規開拓
ビジネスにも応用ができる、発想そのものが新しいものを産むのだから新規開拓になってる。例えばAIに対してのアプローチも発想やその細やかさ、正確にAIに伝える細やかさに発想がプラスされれば有用性やレア度が高まる。
日本人はその細やかさがあるし、曖昧性も他国より理解しやすい言語をしている。
発想も規制が緩い分、新しくて古典的に捉えられやすいし、わかりやすい正義や悪という話にしない設定の細かさからも創作物が評価されやすい。
日本の漫画家
海外の漫画はデフォルメに特化する分、線も多く無い、日本人の描く漫画はデフォルメに特化されているにも関わらずやたらと拘る。
一枚の絵に相当な細やかさを見せながらもやたらと拘りが強く、さらに勤勉な上に全ての才能が詰め込まれている。
ストーリーや設定の才能、絵を描く才能、構図、コマ割り、徹夜しながら描く体力、これらは映画監督でもあり技術担当でもあり演技指導でもあり背景画やそのセンスと熱量や体力などありとあらゆる才能を持っていないと出来ない、個人で映画全てを作る行為と同じだ。
英語には過労死という言葉が無く、向こうで過労死を英語表記するならKarousiといったようにそのまま日本語として書く。
それぐらいに日本語は特有の文化だったり言語の豊富さがあるのだから、創作物との相性も良い、あらゆる概念の理解がしやすい。
新しく何かを産めば各問題点にも対応できそうで、その右翼化や保守化はある意味では約束されている。
そうならざるを得ないという意味合いでもある。