2022実業団ハーフと2025丸亀ハーフとの類似性。
2025年の丸亀ハーフマラソンは、日本男子長距離界にとって極めて重要な一戦となります。今年は東京が世界陸上イヤーを迎えており、通常であればオリンピックに向けた「つなぎ」の年となります。しかし、我が国の長距離陸上界では「つなぎ」ではなく、勝負の年として位置づけられています。この背景には、男子マラソンでの赤﨑暁選手の6位入賞など、一定の成果が見られる一方で、他の中長距離部門では出場自体が難しい状況があるためです。
「何を根拠に」と言われるのは必至ではありますが、筆者の肌感覚ではこの丸亀で日本記録更新となる1時間を切る選手が現れなければ、日本の男子長距離競技は世界との戦いにおいて、さらに2年の遅れをとる可能性が高いと考えています。
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