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# 208 世界旅行記(7)
世界旅行記も7回目です。
私は、プロフィール欄にも記載の通り、旅行が好きで、これまでに46か国訪問しています。
また、今年はスターアライアンス系のゴールド会員となれるよう所謂マイル修行をして、SFC 会員になりました。
今回紹介する国・都市は、こちらです。
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(小声:ユニークな見た目ですね)
Google Map上ではこちらになります。
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アイルランド郊外の、そうです、
ニューグレンジ
です。
「ニューグレンジ」といわれても、ぱっとイメージできない方が多いと思います。ブルーナボーニャと呼ばれる遺跡群に数個ある古墳のひとつが「ニューグレンジ」で、1993年12月に世界遺産に認定されています。
古墳「ニューグレンジ」は、紀元前3200年前に建てられており、なんと
エジプトのピラミッドよりも古い歴史
を持っています。こんな感じで展示室には、この点が分かるようになっています。
岩で形成されているニューグレンジですが、岩には模様が彫られています。このアートは、ヨーロッパの石器時代のアートとして最高傑作ともいわれており、こんな模様が見れます。
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また、ニューグレンジの多くの注目すべき特徴の中で、最も有名なのは、入り口の上にある小さな「ルーフボックス」です。この写真の上側の空間ですね。
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1年で1番昼の時間が短い冬至の日の朝日が、このルーフボックスから内部の部屋を照らします。アイルランドの新石器時代の文化にとって、冬至は新年の始まりを示していたため、このような設計にしたと言われています。
およそ5000年も前の人たちが、しっかり計算をして冬至の日に内部を明るくさせたなんて、凄い話で感動的ですよね。
ちなみに、この内部はその他の日は真っ暗ですし、中もかなり狭いので、閉所恐怖症の人にとっては辛いかもしれません・・・(私自身は探検家になれた気分で楽しんでいましたが)
ダブリンから車で30分くらいで行ける距離にあり、アクセスもしやすいため、ぜひアイスランドを訪れた際は足を運んでみてください。
天気が良ければ、このような牧歌的な景色も見ることができます。
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それでは、Bonne Chance!