FILM REDを6回観に行った話(ネタバレないはず

ワンピース、アラバスタまでしか観てなかったんです…
再燃するに至る、きっかけの話

■シャンクスのめざましじゃんけん

突然だが、今年あのシャンクスがめざましじゃんけんに出演した。
シャンクスが！？めざましじゃんけんを！？
インターネッツをだいぶ騒がせていたので、知っている人も多いのではないか。
あの四皇の、赤髪シャンクスが「めざましじゃんけん、じゃんけんぽん…！」

四皇にそんなことさせるな。


しょうもないネットミームが大好きな私、そして「200円ドレス」でおなじみのおじさん(女性)もちろん何度も観た。インターネッツの悪童たちに遊ばれ尽くされたシャンクスで、少なくとも2ヶ月は笑ってた。


2ヶ月経った頃コ赤とおじさんは思った。
「おれたち、さすがに笑いすぎでは？」


笑いすぎだよ2ヶ月は。
高校生ならまだしも…………
全然読んでもいないくせにこんなに笑い続けて申し訳なくなってきたので、ちょうど公開中だった「FILM RED」を観にいくことにした。

→結局ワンピースは面白いと気づいた話

■ウタち゛ゃ゛ん゛

描いた涙

あらすじは公式ホームページをご覧ください。


結論から言うと全部観てなくても大まかなキャラ(麦わらの一味、赤髪海賊団)を知っていれば全然理解できた。
この時点でビッグマム海賊団のことはミリしらだったが、何となく大丈夫だった。…
ブリュレだけは可愛いから知っていた。可愛い女は強い。

映画冒頭、ブリュレはともかく私の心を鷲掴みにして今日まで離さない存在が現れた。

ウタちゃんである

まず見た目が好きすぎる。
あの乙姫様みたいな、ウサギみたいな、感情で動く髪の毛、見えそうで見えない絶妙なスカートの丈、ギャザーの寄った襟、袖、大きな靴……
紅白でおめでたいし(？)、ばっちりまつげに大きな目！
か、かわい〜〜〜〜！！！！ウタ〜〜〜〜！！！

誰かのために、何かのために頑張る女の子に激弱な私が好きにならないわけなかった。

今は閉鎖的な島「エレジア」で育ち、狭い世界しか知らないウタ。
自分を応援してくれている人たちのために、みんなが望む世界を私が作るんだと。
その偏った正義が良いか悪いかは別として、その優しさに心を打たれた。

映画をたくさん観ているわけではないので映画作品としてどうとかは言えないが、上記の「狭い世界しか知らない」というところ、SNS社会な令和において結構リアルな境遇かも…と感じた。

もしウタがエレジアを出ていたら、もしもっといろんな情報を得られていたら。こんなに選択肢を狭める必要も発想もなかったかもしれない。

もっとたくさん、いろんな角度からモノを見ていたいなと思わせてくれた。

後日、すぐに2回目を観た。

2回どころではない

■そのうち癌にも効くようになる

職場のそばに映画館がある。
大変危険な立地である。

ウタ、そしてワンピースの虜になった私は、観ておきたいシーンを観るために・元気が欲しい時・仕事でストレスを感じた時・直近では副音声を聴くために、現在までに計6回、映画館に足を運んだ。

もはや私にとってのヤクルト1000である。

2冊目

多分ですが、FILM REDは体に良いんだと思います。その証拠に今年はまだ風邪をひいていない…
怪しい文章になってきたな……………………

何はともあれ、ウタ、優しく強い女の子

ウタ(Adoちゃん、名塚佳織さん)の力強く元気な声が、ウタがそうしたかったように私を毎日が明るい新時代へ連れて行ってくれる。

公開中にあと2回は観に行きたいぜ！

この日のために気合い入れて髪の毛染めた