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成人男性6人によるかわいいマダミスのロールプレイは癒される

YouTubeは誰にとってもとっつきやすいコンテンツであるが、とっつきやすいがゆえに、依存しやすいのだろう。


私なんかだらだらと見続けてしまうことがざらで、それで一日が終わることなんてしょっちゅうだ。

このままでいいのだろうか。

少なくとも松岡修造やアンミカはこんな風に生きていない。

私には彼らが太陽に見える。

ぐるぐるとまわり続ける惑星達に常に煌々とした光と熱をもたらす存在。

ああ、まぶしい、熱い。


彼らが太陽なら…私はもはや「準惑星」と格下げ(?)された、冥王星のような人間かもしれない。



本当にすまないと思っている…!



…けれども冥王星は冥王星なりの営み、リズムがあるのだ。


むしろ、開き直ったらどうだろうか?



そうさ!!!!!


ようこそ!!!冥王星の世界へ!!!


まわりくどくなったが、つまりはそんな世界線で、「ふふふ」と私を癒してくれている動画を知ってほしくなったという話である。




それは、男性6人がマーダーミステリーのロールプレイをしているのをただ観るだけの動画。

すでにその言葉だけで観る人を選ぶ要素を感じるところがあるかもしれない。

でも、とても丁寧に作ってあるし、面白いので、もったいないというか、もっと知る人が増えてもいいんじゃないかなって思うのだ。

とはいえ、この動画の本編は全部で10本となり、合計5時間にもなるので簡単にはおすすめできない。

ひとまず作品の世界観を表す一枚絵をみてもらいたい。


かわいい。

マーダーミステリーは端的に言うと「殺人事件を推理していくゲーム」なのだけど、この画像からは『殺人』という言葉が想像できない。

一番左の猫耳キャラは、ストーリー進行(語り部)、時には困ったときの案内役を担うマダミスの必須要員、通称『GM(ゲームマスター)』のひろゆ〜氏。

ひろゆ〜氏


彼はマーダーミステリーシナリオ制作同人サークル「とりえもすたぶ」の代表で、「代表」と言うからには、企画や演出、監督を担当している。

今回の動画のストーリーのタイトルは『天使のエルと時計仕掛けの国』と言うのだけど、製作元はもちろんその「とりえもすたぶ」だ。

イラストがかわいいので、女性だけのサークルなのかな?と思いきや、男性3人(ひろゆ~含む)、女性4人で構成されている。

メンバーの詳細に興味のある方は下記のツイートのツリーをどうぞ。


このひろゆ~氏を発起人として、旧来からの友人関係であるゲーム実況者達5人に、自作のマダミスを実況体験してもらう。これはそういう動画なのだ。

それこそがミソなのである。

とりえもすたぶのマダミスでは、ストーリー上で割り当てられるキャラクター毎にしか知りえない個人情報と、ストーリーに関わる全員が共有する共有情報を駆使して、キャラクターを演じながら誰が犯人かを突き止めていくことになる。

知らない者同士、マダミスも実況も初めての人たちばかりのロールプレイを観る場合。それはそれで面白さはあるように思う。

けれども、ゲームが身内の作成したものだということを前提にして友達同士が実況していくとなると。作品に対するツッコミがいい意味で遠慮がなく、うるさすぎるほどの正直な反応、身内同士だからこそできる悪ノリがとても観ていて面白い。

また、キャラクターを演じる際、普段から実況を生業としているからなのか、キャラクターに寄り添って演じていく過程になかなか見応えがある。演じていくうちに生じる彼らの没入感を目の当たりして、自分もつい引き込まれてしまう。


何より、アラフォーのゲーム実況者達がかわいい世界観の中で楽しみながら一生懸命キャラクターを演じるところに私は癒される。「尊い」ってやつか。

とにかく観てくれればわかる。

なんだか紹介までに期待値のハードルを上げたような気がするけど、実際は「りらっくまが横になってごろごろしている」ぐらいの限りなくゆるいテンションで観てもらうのが丁度良いと思いますです。ハイ。


とりえもすたぶのマダミスは、ゲーム終了後も、あらゆる想像力が膨らむ「大人の絵本」と表現できるかもしれない。

今後も新たなストーリーなど、見届けていきたいと思っております。

この面白さ、楽しみを、共感して頂ければこれ幸い。

ありがとうございました。




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