24本目 上司との関係に悩んだら
社会人13年目。
30代前半には中央省庁にて、多種多様な人間の下で働いてきました。
まず、念頭に置いておきたいのは、
『人同士が100%ウマが合うことはまずあり得ない』
ということ。
そう割り切った上で、ポイントを抑えていけば。
そこそこの関係は築けるハズです。
1.上司の気にするポイントをおさえる
・時間かけて練り上げ上司
・残業しない、させない上司
・細部まで報告を求める上司
・ワークライフバランス重視上司
・スケジュール感めっちゃ気にする上司
まずは上司のスタイルを見極めることです。
人たらしになれ!とは言いませんが、上司と部下は、一対一の人同士の間柄。
懐に入る術を学ぶのも、必要になってきます。
2.雑談の機会を増やす
『私情を挟まない』
とは言うものの。
いくら上司であっても、同じ人間です。
あなたが上司の立場だったら
①一切私語しない、正体がわからない部下
②毎日昼飯を一緒に食べて、プライベートの相談もしてくる部下
どちらと仕事したいかは、明白です。
上司、部下の関係の前に、一対一の人間関係であることを忘れずに接してみるのが肝要です。
3.できない自分を『演じてみる』
上司は、これまでの経験があります。
自身の経験をもとに、部下を育てる、指導したくなる気持ちは少なからず持っています。
これを逆手に取ってみてください。
甘え上手になってみてください。
人間誰しもが『貢献欲』を持っています。
自分のつまらないプライドは捨てましょう。
『実は◯◯の業務で、ここまで考えてはみたんですが…
✖️✖️の部分がどうしてもわからなくて、仕事が止まってしまいました。困っているんです』
率直に打ち明けてみてはどうですか?
終わりに 〜私の経験談から〜
と、3つほどあげましたが、
私はこの3点目が全くできていませんでした。
その結果、出向1年目に、省庁の上層部を巻き込んでのトラブルに発展してしまいました。
『上司との関係が悪すぎて、コミュニケーションが取れていなかった。結果、組織としてスケジュール管理ができずに、やるべき業務の時期を逸した』
この結果、多方面の人間に対して、手間と余計な業務を発生させてしまいました。
この時ばかりは、本当に『冷や汗』が出る、トイレに一日中行かない(行けない)など、人生で一番キツイ時期でした。
(便意に全く気づかないほど追い込まれていました)
上司との関係が悪くても、それを理由に仕事のトラブルに発展させてしまっては元も子もありません。
上司との関係の悪化は、最悪『自分と上司の一対一だけの問題ではなくなる』ことに繋がります。
逆に今、上司との人間関係に悩まれている方。
数年後、管理職側に回った時、その経験が生きてくることでしょう。
苦労することも、財産になる可能性だってあります。
周囲を頼りながら、乗り越えていきましょう。
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