モットーと、この冬のこと。
こんにちは。tenです。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。☺︎
昨年のモットー
昨年の年初め。2022年のモットーは「シンプル、かろやか、きげんよく」にしますと書きました。
いちばんむずかしく感じたのは「きげんよく」でした。日々をきげんよく過ごすのは、やはりたいへんなことですね。
きもちが落ちこんだときは、とにかく掃除にいそしみました。こころの曇りを磨くようなきもちで。あと、おさんぽも良かったです。外の空気をむねいっぱいに吸うだけでも、こころはすこし軽くなります。
じぶんという存在は、いまいる場所や、まわりにある空気と一体なのだなとあらためて感じました。
身動きがとりにくかったり、こころにモヤモヤを溜めこんだりしたときには、まずはまわりの風通しをよくしてみる。そうすれば、じぶんのこころにも風がながれます。
あたりまえのことかもしれないですけれど、個人的にしみじみと実感を得ることができてよかったなあと思っています。
今年のモットー
2023年のモットーは「ちいさく、ていねいに、たんたんと」にしようとおもいます。
これまた、むずかしい目標を掲げたものだねえと未来のじぶんの声がきこえてきそうです。
まずは「ちいさく」。
書いたものや抱いた想いをふりかえったときに「ちいさい」という言葉をよくつかっていることに気がつきました。わたしは、おおきいものよりも、ちいさいものに魅力を感じるようなのです。
持ちものをちいさく。食をちいさく。創るものをちいさく。ちいさく、ゆたかにしたいなあと思っています。
つづいて「ていねいに」。
ものごとにていねいに向き合うこと。言うは易く行うは難しです。無意識に行えるようになるまでには、わたしはまだまだ修行が足りません。いつもこころに留めておいて、生活にも創作にも、ていねいに向き合いたいです。
また「ていねい」を実践するためには、あるていどの余裕をもつことが必要かなと考えています。「ちいさく」はそのためでもありますね。
さいごに「たんたんと」。
あっさりとして、冷静に事をすすめる様子。
「淡々と日々を過ごす」と聞くと、すこしつめたい感じがするかもしれませんね。でも、いまのわたしはとてもポジティブな意味にとらえています。
なにかに一喜一憂することは、けっしてわるいことではないですけれど、こころが疲れてしまうのはたしかなので。よろこびも、うれいも、あっさりと。落ち着いて受けとめていきたいです。
絵を描いていくために
絵を描くことは、わたしにとってたいせつな人生の一部です。この二年間、みなさんとのつながりをとおして、その想いはいっそう強くなりました。
これから絵を長くつづけていくためにも、今年はその土台をしっかりと固めるための一年になりそうかなと考えています。
そのため、作品の数は少なくなるかもしれません。けれど、沈黙の時間も、きぼうをかなえるための前向きなものなのだなと思っていただけるとうれしいです。
そうは言いつつも、ふだんよりもたくさん絵を描いたり、言葉を書いたりするかもしれませんね。わたしにとって、ここはとてもたいせつで、だいすきな場所なので。
この冬のこと
この冬は、あたたかい玄米茶をよくいただいています。玄米のこうばしい香りをかぐと、それだけでしあわせなきもちになるんです。
なんでこんなに好きなのだろうとあらためて考えてみたところ、むかしよく食べていたお茶漬けのあられをおもいだしていることに気がつきました。
お茶漬。すきなんです。あたたかいお茶漬けを食べると、身もこころもあたたまりますし、シンプルに美味しすぎます。わたしにとってお茶漬けは、しあわせの象徴になっているみたいです。
みなさんは紙やノートに字を書くとき、なにをつかわれますか。わたしはずっとボールペンをつかっていたんですけれど、去年からえんぴつをつかっています。
えんぴつって、やっぱりすごくいいですね。見た目もすきですし、書いているときの音もすきです。
無地のノートにえんぴつでいろいろ書きはじめると、言葉やアイデアがすんなりと出てくる気がします。あと、ふしぎとやわらかい表現がおおくなるのもうれしいです。
ちいさなしあわせを、ひとつひとつ拾いながら、のこりの冬もしずかにすごせたらと思っています。みなさんのまわりにも、たくさんのしあわせがありますように。
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さいごまで、読んでいただきありがとうございました。さむい日がつづきますので、どうぞあたたかくお過ごしくださいね。
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