1933年に発売されたロングセラーボドゲが復刻『ニューダイヤモンド』販売中!
本日は古典ボードゲームの話題です。まー何年前からが古典かは分かりませんが、ベースになっているゲームは19世紀から遊ばれているとのことなので、古典で間違いないでしょう。
タイトルは『ニューダイヤモンド』です。ハナヤマから発売されたボードゲームで1933年から販売開始したので、90年近い歴史があります。
このたび、ファンの声を受けて復刻版が販売されたとのことでYahoo!ニュースで取り上げられています。まずはそちらをどうぞ。
ロングセラーボードゲーム「ニューダイヤモンド」がハナヤマより復刻!
『ニューダイヤモンド』どんなゲーム?
『ニューダイヤモンド』は2~3人で遊べるアブストラクトゲームです。
順に自分のコマを1マス動かして対辺にあるエリアに自分のコマを全て移動させるのが目標になります。
ポイントになるのはコマを飛び越す動きができること。自分のコマでも相手のコマでも隣接しているコマがあるなら、それを飛び越して2マス動けます。さらにこの動きは連続して行えるので、上手くコマを配置すれば一気に歩を進められます。
ただし、15個のコマのうち1つ混ざっている「王コマ」や、コマが2つ以上連続して並んでいると飛び越せないので、相手を妨害するために上手くコマを配置しましょう。
『ニューダイヤモンド』は通常15個のコマを10個に減らして行う軽量版のルールとボードも付いています。
ハナヤマ オンラインストア ニューダイヤモンド
原点はドイツ
『ニューダイヤモンド』と”ニュー”が付いているように、元になっているゲームは「ダイヤモンドゲーム」というボードゲームのようです。
古典ボドゲあるあるですが派生ルールが色々あり、上で書いた軽量版のルールのようにコマが10個のものや、さらに少ない6個のコマで行うものもあるようです。王コマがないルールもあるとか。
この「ダイヤモンドゲーム」は和製英語で海外では「Chinese checkers」と呼ばれています。名前は”チャイニーズ”ですが、作られたはドイツ。
もともと四角いボードで2人か4人で遊ぶ「ハルマ」というボードゲームがあり、それをベースに六角形のボードで3つ巴で戦えるようにしたのが始まりのようです。
「Chinese checkers」の発売が1892年なので130周年ですね。100年遊ばれるゲームか……と、古典ボドゲの歴史に想いを馳せてしまいます。