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■ 其の362 ■ きのう一日、感じた事

🔴昨日、数年ぶりに都道府県対抗男子駅伝に出掛けました。
 前回行ったのはコロナ禍前だったので、5年以上経っています。
 お目当ては、各都道府県の飲食ブースで、
 なかでも長野県の「おやき」(特にかぼちゃ味)だったけれど、

残念だったおやき

 持ち帰りの冷凍パックしか扱っていないと言われテンション下がりました。
 以前は、活気あふれるあの場所でホットなおやきを食べられたのに‥‥

🔴それで、京都の干柿と、愛媛の 何とか汁 をいただいきました。
  で、これは反省なのですが、
   ごったがえす会場で、両手に杖をもった年配女性が段差の前で停まっていたの
   を見て、「ん? 上がろうとしているのかな」と思っていたら、
     そばにいた女性が「手伝いましょうか?」と言い、さっと手を貸したのです。
  とっさの行動に意識の差が出てしまうことを思いしらされました。

🔴それからNHKや地下街などに立ち寄ると、行く先々に全国のご当地どーもく
 ん
像が立ち並んでいました。あの数の多さだと、多分フルメンバーだったので
 しょう。

 地下街から上がって広島そごう前に出ると、何だか路上の雰囲気が奇妙です。
 不思議な違和感が‥‥。 
 わたしが広場の大型ビジョンでしばらく駅伝中継映像を見ていると、隣にいた
 小学生男子ふたりが熱心にポケモンの話をしていました。 
 聞いてみるとポケモンGOのイベントをしているとのこと。どおりで画面をじっ
 と見ている人が沢山いた訳です。ポケモンは街にいる人の空気まで変えてしま
 うんです。 ゲームをしないわたしには、ちょっとコワい気もしました。


🔴遠く宮島の方まで行っていた駅伝ランナーが、市内へと戻ってきたので、
 沿道まで出ると応援する人達でびっしりでした。1位はぶっちぎりで長野、
 大会新記録でした。逆に最下位は、46位の沖縄にも引き離されて石川が
 やって来ました。去年の震災の影響なのでしょうか、どこか切ない気持ちに
 なりました。


🔴家に帰り、新潮社の「波」という小雑誌と日本経済新聞に目を通していると、
 しくも肩書が「俳優」となっている二人の記事が出ていました。

  ● 新潮社の「波」に‥‥のんさん(能年玲奈)の「文庫本」への思い、
  ● 日経新聞2面に‥‥‥鈴木保奈美さんの「読書」に関するインタビュー
 
  ジェンダー的に、どう考えるかですよね。
  女優なのか、俳優なのか、
  呼称にこだわるのか、こだわらないのか、
  もし日本アカデミー賞などで「女優」としてノミネートされたら、女優とし
  て受けるのか、受けないのか‥‥などと考えてしまいました。


🔴ところで、鈴木保奈美さんは「本」についてこんな事を言われています。

 ああ分かるなあ、と共感し、思っていたことを見事に文章で描き出してくれるところに本を読む喜びを感じてきましたが、最近は『どうして私はこの本が、どうしても好きになれないのだろう』と考えることも。 待てよ、私が好きになれないだけで、これだけ売れているということは共感する人がたくさんいるんだ、ではその人たちと私の気持ちの乖離かいりは何だろう、と考えるのも面白い。社会を知る足がかりにもなっている。 



 
 

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