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■ 其の373 ■ 大学受験のミニ知識 (塾の通信をそのまま転記)

❶過去問は早めに

📙実力をつけてから過去問は解こうと考える人が多いです。なぜかと言えば、点が悪くてショックを受けるのが怖いからです。ですが本当は早めに問題を解いて現実を知り、対策を立てて勉強する方がはるかに効率的です。 
国公立大の共通テストはできれば2年の三学期から、私立大は3年の夏休み前には始めた方がいいです。

❷入試は60~70点満点

📙大学入試は「合格最低点」を満点とみなします。
広島県内の大学の、去年の合格最低点をみてみましょう。
合格最低点は、5割台から7割台です。

国公立は共通テストの合格者最低点


❸あと何点必要か?と考える

📙合格最低点が60%の大学の過去問を解いて、40点だったとします。
この場合、出来なかった60点のうち20点取れば良いことになります。
「40点しか取れなかった」ではなく、「あと20点分稼げばいい」と考えれば気持ちも楽だし、やる気になれます。


❹スマホとエナジードリンク

📙進学校の生徒は一日に何時間スマホを見ているのでしょう? 3時間以上という人はザラにいるはずです。とはいえ3年生になり志望校のレベルが高い場合は、「スマホ時間」を勉強にまわすしかありません。
本格的に受験勉強を始めるタイミングで、周囲の人たちがアプリを封印したり、完全に消すなどしていきます。自分もどうするか決めないといけません。
スマホとどう付き合うかは受験の一部です。 

📙ところで、勉強を頑張ろうとエナジードリンクを飲むのが流行はやるかもしれませんが、絶対に避けてください。エナジ―ドリンクは脳を活性化する薬物なので依存する恐れがあります。元気が出て無理がきくのでクセになります。いずれ身体に支障が出てくる可能性が高いです。


❺時間より充実度

📙進学校の中には、生徒を管理することで合格実績を上げようとする自称進学校があります。日々の勉強時間を設定し報告させたりしますが、適当に答えておけばよいです。大切なのは今日一日の勉強の充実度です。

📙おススメは、手帳かカレンダーに「学習充実度」を記録していく事です。 
日付の所に、75、80、65、今日はパーッと遊んで0、 75、90といった具合に自己評価の数字を書いていきます。ゲームのスコアや筋トレの回数のように、数値を上げていくのが楽しくなれば、勉強も楽しく感じるでしょう。


❻成果の見える化 

📙勉強や入試が不安になってくると、つい新しい問題集を買いたくなります。
安心したくて厚い問題集を買うのです。ですが実際は手を付ける余裕もなくて、そのままブックオフに売りにいく人もいます。

📙不安になった時のおすすめアイテムは、ニトリなどで売られている透明ボックスです。これにやり終えたプリント類を入れ、成果を見える化します。
プリント、模試の見直し、さらには問題集のやったページを切り取るなどして、処理済の書類のようにどんどん入れていきます。やればやるほど紙が積み重なっていくので達成感があります。 

                                                          

❼寄附金がモチベーションアップに

📙高校生なら自分の銀行口座を持っていて、残高が5万円くらいある人もいるでしょう。本命の志望校を決めたら、その大学に「自分のお金1万円」を寄附すると、本気モードに入れるでしょう。
推しのグッズ、コンサート代、ゲームソフトや課金に使えるお金があるのなら、自分の未来の大学に1万円は出せますよね。

📙[  〇〇大学 寄附金  ]で検索すると、手続き方法が出てきます。
そして、
1万円払ってしまったら、気持ち的に合格しない訳にはいきません。
ちなみに広島大学の場合、大学の広報誌 HU-plus が送られて来たり、学長名の年賀状が届きます。「自分はここに入る人間なんだ!」という気持ちが高まるでしょう。

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