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■ 其の310 ■ 総選挙をめぐる雑感

📘あさって27日は総選挙の投票日です。
 わたしは今日、期日前投票に行ってきました。
 総選挙は全国的なムーブメントであるとともに、身近で見聞きしたり、いろい
 ろと思いを巡らす事でもあります。
 今日は総選挙をめぐる雑感を書こうと思います。

❶今回から広島県は選挙区が変更されました。わたしがパソコンを打っているこの仕事場は、広島1区になりました。それで岸田前総理の地盤になりました。
2度ほど「岸田文雄をよろしくお願いします」の選挙カーがまわってくる声を聞きました。
岸田さんは前回の得票率が80%を超えていました。ただ今回は、立憲と維新からも立候補者が出ています。
当選は堅いと思われている岸田さんですが、総理経験者として十分な得票率を確保できるか注目です。

❷今回、立憲民主党と国民民主党は候補者が重ならないように配慮しているとニュースで聞きました。
広島で立憲は、1区、3区、5区、6区に候補者を立てていますが、2区と4区には出していません。2区には国民民主党が、4区には維新だけど(実は)元民主党の人が出ているのを考慮したのでしょう。


❸公明党のポスターの背景色が「白」なので、印象が薄いです。
裏金問題が起きたので、「潔癖」なイメージの白を選んだのかなと思いました。

❹広島3区に、わたしがときどき行く温浴施設があります。
その途中に小選挙区候補者の事務所が開設され、立派な「胡蝶蘭こちょうらん」が飾ってあるのが見えます。
当選のあかつきには、ここでバンザ~イのテレビ中継が行われるのでしょう。

❺広島3区といえば、あの河井克行かつゆき元法務大臣の地盤でした。
一年前に出所し、すでに刑期を終えた河井さんは、今回の総選挙をどんな思いで見ているのでしょう。
法務大臣を経験した人が受刑者となったのは初めてのことです。
少し前、河井氏にインタビューした記事を読みました。
逮捕後初めて共同通信のインタビューに応じた河井氏は、
「多くの気づきがありました。次、法務大臣になったら良い大臣になるよ」と、冗談とも本気ともつかないような言葉を口にしたそうです。

❻平成以降は平均すると、3年2カ月に1回の割合で衆議院議員選挙が行われています。 会社員にたとえるなら、3年2カ月で一旦解雇され、OKがもらえれば再雇用されるということです。
裏金や統一教会に頼ったのはヒドい話ですが、「再雇用」されたくて、何でもありになってしまうのも解らないではありません。
国会議員にも三分の理です。

❼日本テレビのホームページに、
《2024衆院選  2分でわかる! あなたの考え方診断》というサイトがあります。 
いくつか質問に答えると、自分の考えが、選挙区の立候補者のだれに近いかを表示してくれます。
さっきやってみたら、わたしの考えは維新候補者に近いと出ました。ちょっと意外です。
実際に投票したのは、その次に近い候補者でした。

❽今回の選挙では、8選挙区で一票の格差が2倍を超えるそうです。
選挙後にまた、弁護士団体が「一票の格差訴訟」を起こすのでしょう。
そして裁判所が、「違憲状態だが、選挙は無効ではない」というお決まりの判断を下すことでしょう。
 

❾立憲民主党の野田代表が政見放送の中で、「力をお貸し下さい」と言っています。
もっとしっかり準備して自信をもっていれば、「私たちに任せて下さい」とか「我々に託して下さい」と言えたと思います。

❿NHK党って、どうしているのだろう? いまの名称は? と思っていたら、兵庫県知事選に10人もの候補を立てるとの速報が出ました! 
立花さん、まだまだ元気です。


🔴むかしの知り合いが、完全個人で小選挙区に立候補しています。前回の参議院選挙にも出ているので、合わせて600万円の供託金を「捨てる」ことになります。一体どんな思いで挑戦しているのでしょう。
そんなことも気になりながらの総選挙です。




 

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