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Jリーグ第1節 町田 vs 広島(2/16)
去年、シーズンダブルをした町田との対戦。我が軍、広島は、既に2試合戦っており、連勝をしているものの、中3日の3連戦目にあたるJリーグ開幕戦。
プレビュー
広島のスターティングイレブンは、直近のナムディン戦と同じメンツ。もっと言えばスーパーカップ戦と比較しても中島→川辺しか変更なし。今年もどんな試合でもベストメンバーをあてていくスキッべスタイルは健在。そろそろジャーメイン良に得点が欲しいところ。
一方、町田のスタメンは新加入選手の菊池・前・西村・岡村が連ねる。相馬がトップ下中央をっぽいポジションだったのは驚きだった。勝手ながらサイドバックの選手なイメージだったので驚きではあった。(選手名鑑的には中央ポジションに濃い色を塗られていたので私の思い違いか)
前半の総括
立ち上がりは完全に町田ペース。縦ポンでオセフンに預けることができないが、セカンドボールをきっちり拾えているのが町田。
一方広島は、ボールは持てているけど、出しどころがなくてどっちかというと持たされているような形になっている。
相馬が調子いいなぁと思っていたら、前半20分に相馬一人でこじ開けられてしまった。その後、広島は、ジャーメインが輝き出していたが、全体としては足が重い印象。連戦による疲労は大きいものと思料。
そうなると、メンバー固定化スタイルは今後のシーズンに響きそうだなと感じた。今季はどこに重きを置くのかを考えて行きたいと思ったが、全部大切だよなーという印象。
町田リードで1 - 0で前半終了。
後半の総括
後半、東と菅を入れ替えてスタート。これもスーパーカップとACL2と同じ交代パターン。上っ面だけ見ると芸がないように見えるが果たして。
町田菊池が負傷のため交代。前半も岡村が負傷による交代をしている町田。新加入、しかも後ろの選手が2枚も開幕戦で負傷交代は今後の戦いに影響が出そうだなと思った。敵ながら同情を禁じ得ない。
そうこうしているうちに、セットプレーからトルガイのアウトサイドキックで追いつくことができた。トルガイは本当にうまい。ここ数年で最も当たった補強ではないだろうか。よくオーストラリアリーグから見つけることができな。ウチの強化部が本当に素晴らしい。
菊池が抜けたせいか、1点を返したおかげか、後半15分以降は広島ペースになってきた。そして加藤に代わって中村草太。前の試合のように決めてくれるといいなぁと思っていたら、ジャーメイン良のシュートを谷が弾いて、そこに詰めていたのが中村草太。見事に逆転。こやつ、持っているな。
そして、1 -2 で試合終了。これで公式戦3連勝。今年も期待できるのか!?
とはいえ、広島の伝統として、1トップが得点取れない問題があるなぁと思った。ジャーメイン。唯一違ったのが、ドグ兄さん。なぜ、ワントップが得点が取れないのか、誰か解説をしてほしいな。私、サッカーの戦術・構造は詳しくないよね。
全体総括
ジャーメイン良に得点が欲しい。本当に。
スキッベ監督の人の使い方は、今年も変わらない。成功したらそれを継続するスタイル。
連戦によるコンディションをどのように調整をしていくか、今の使い方だと疲労が溜まって失速するぞ。
おまけ
その1
今シーズンはファールを取らなくなった印象。アクチュアルタイムを増やそうという指針のようであるが、危ないプレーが増えている印象。海外、特にプレミアに寄せてきているのかなと思うが、ちょっと怖さを感じた。
その2
林陵平さんが「中島のいない影響が大きい」と言っており、そこまで何だと思った。彼、まだ18歳で今年高校卒業なんですけど。もしかすると来年には広島から海外へ出て行くのではなかろうかと心配。
その3
中村草太を調べていたら、明治大学時代のnoteがあったので貼っておく。エモーショナルな文体だった。これだけでどうこうは言えないが、人となりはわかるかも。