季節の変化に弱い人
「毎年夏になると体調が悪くなってしまうので、どうにかしたいのです。」と、
夏になって言われても間に合いません。
なんらかの不調を抱えている方は、季節や気温、気圧の変化に「不調」という形で反応する方が多いのですが、これは血中のアルブミン不足、つまりタンパク質の摂取不足が原因であることが多いです。
このタンパク質の摂取不足の原因は一つではなく、どれも解決には一定の時間がかかるのです。
だから、夏バテをしたくないと夏に言われても間に合わないのです。
夏バテをしたくないなら、夏バテから回復したら次の夏に向かって対策をしていく感じです。
(だんじり祭り調)
喉元過ぎても忘れず取り組むということですね。
冬季に不調を感じる人も同じです。
冬季の不調に関連する栄養素の一つにビタミンDがありますが、この不足が解消されるにも取り組みから半年くらいは必要です。
多くの人が「今の不調」に、「今なにか食べたり飲んだりすればどうにかなるのではないか」と考えていることが多いのですが、人の体はそれまでの積み重ねの結果を示していますから、そう短絡的なことで解決はしないのです。
今ある症状を抑えるもの(頭痛薬など)が、根本原因を解決していないことからも、即効性と原因解決は比例しないことが多いということは、理解できると思います。
人間の心と体を整えるには、一定の時間がかかります。
急ぐと本当にロクなことがありません。