「話す」は現状維持、「聞く」は進歩。
いつものように電車の中でKindleを読んでいた。
今日はこの本の中で、「これだ。。」という深い納得感があった部分を紹介したい。
プロフィール
ダライ・ラマの言葉
ぼくが今日読んでいた本は、『世界最強の話し方ー1000人以上の社長・企業幹部の話し方を変えた!「伝説の家庭教師」が教える門外不出の50のルール』(岡本純子)という本。
通勤中の電車内で吊革につかまりながら、「経営」と調べて「Prime Reading」でフィルタリングしてたまたま見つけた本だった。
先日noteにも書いたが、ぼくは最近「話す力」の低さを痛感した。それもあって、無意識に「話し方」というキーワードが目に止まった。
読み始めた時は、「話す力を伸ばすためのヒントがあるのかも知れない!」と思って読み進めていた。
まだ半分ぐらいしか読んでいないけど、「話し方」が主題のこの本で一番印象に残ったのは、ダライ・ラマのこの言葉だった。
伸ばすべきは「聞く力」
ぼくがこのnoteを続けている理由は、「話す力」を伸ばすためだ。
「スラスラ話せることは、自分の中に答えを持っていることだけ。」
友達がくれたYoutuberヒカルの著書に、こう書いてあった。
ちょうど話す力を伸ばしたかったぼくは、彼の言葉を信じてこの習慣をはじめ、かれこれ1ヶ月ぐらい続けている。
だからこそ、ダライ・ラマのこの言葉には、ハッとさせられた。
自分の中にないものは、自分の口から出てこない。
インプットなしには、アウトプットは生まれない。
インプットをするための手段は無数にある。
読書はその代表的な例で、ぼくも大学3年生になってようやく読書習慣を取り入れた。
もちろん本を読むことは、インプットをする上でかなり有益な手段であることに間違いない。
だけど、読書と同じぐらい最強なインプット手段を、多くの人が見落としている。
それが、「人からの話を聞くこと」だ。
会話の中で、ほとんどの人は自分の話をしたがる。
だからこそ、「聞く力」が高い人は最強になれる。
noteを一緒に始めた友達もよく書いているけど、「会話のなかに学びはたくさんある」。
コミュニケーションとは、自分と違う人生を生き、全く違う角度から世界を見ている他人の意見を聞ける貴重な機会なのだ。
相手が誰でもそれは変わらない。
そんな貴重な時間を最も有意義に使えるのが、「聞く力」を持っている人なのだ。
もし自分が話すことが苦手でも、聞く力さえあれば会話は続く。
これは英語が拙いのに、外国人と3時間以上会話を続けることができるぼくが言うのだから間違いない。
質問力さえあれば、会話は続く。
会話が続けば、たくさんの学びを得られる。
これが「聞く力」、もっと言うと「聞き出す力」を持つ人が最強な理由だ。
最後に
今日はたまたま手にとった本から学びがあった。
ダライ・ラマさん、ありがとう。
友達もよくnoteに書いているけど、人と話すとたくさんの学びがある。これは間違いない。
タダの会話を学びに変えられるのなら、「聞き出す力」を伸ばさない手はないよね?
明日から早速実践してみよう。